毎日の料理が大変だと、「自分の代わりに作ってほしいなぁ……」と思うことありませんか?
便利な調理家電はいろいろあるけれど、「ホットクック」もその一つ。
わが家でも、数ヶ月間悩んだ末に思い切って購入しました。
そして5年以上使い続けた今では、あるとホッとする存在になっています。
ホットクックは、むいている人と向かない人に分かれる調理家電。
「本当に時短になるの?」
「使いこなせるかどうか心配」
「買って後悔しないか不安…」
と、購入しようかどうか迷っているかもしれません。
そこでこの記事では、次の内容をご紹介します。
⚫︎ ホットクックの旧式の機能や扱い方
⚫︎ 気になる点やデメリット
⚫︎ ホットクックで作るメニュー
⚫︎ 便利な活用方法
⚫︎ 手放せない理由
購入の判断材料や、扱い方への参考にしていただけると嬉しいです。

(2019年モデル/KN-HW24Eタイプ)
▼旧型よりもコンパクトになったホットクック
ホットクックの機能は?
ホットクックは、シャープさんが販売している自動調理鍋です。
(この記事では旧式タイプで紹介します)
手動で作れる機能が豊富
内なべに材料を入れてボタンを押すだけで、煮る・蒸す・ゆでる・無水調理などが自動でできます。


例:[炒める]機能で作ったチャーハン↓


(ただ、チャーハンはコンロで作る方が早い)
炒める機能に関しては時間がかかるため、ホットクックは不得意だと感じます。
自動かき混ぜの「まぜ技ユニット」が付いている
ホットクックでとくに魅力的なのが、自動かきまぜ機能がついていること。
運転中に中の具材をかき混ぜてくれるので、味ムラが起きにくく、焦げ付きにくくなっています。

便利な保温・予約調理が可能
ホットクックには、保温機能と予約機能もついています。
たとえば朝に材料を入れて予約しておけば、夕方には1品完成。
帰ってからバタバタ料理しなくていいので、仕事中やお出かけ中も気持ちがラクです。
保温機能も優秀で、カレーやレトルト食品を温めたいときにも便利です。(←後ほど詳しくご紹介)
パネル付きで操作しやすい

大きめの文字が表示されるパネルを見ながら操作します。
ボタンは少なめでシンプル。
付属品と取り付け方
【付属品】

【内ぶたの裏】


内ぶたや、わぜ技ユニットはどうやって取り付けますか?

はじめ迷ったけど、覚えると簡単です
内ぶたの取り付け方
① 左側の差し込み穴に入れる

②本体の蓋に、カチッとするまで押しつける

ませ技ユニットの取り付け方
① まぜ技ユニットの裏の突起を、内ぶたの真ん中のくぼみに入れる

②丸いストッパーを右にスライドさせて差し込む

取り外すときは、反対の手順でおこないます。
【本体の裏側】

裏側には黒い出っ張りがあります。
正面からは見えないので、届いてから気づきました。
【本体の中】

底の中央部分に温度センサーが付いています。
【電源コード】

本体側に差し込む器具用プラグは、簡単に脱着できます。
フタを開けた状態の高さ

蓋を開けたときの高さは47cmほど。
棚の中に設置する場合は、蓋をフルオープンできる高さがあるかも要チェック!
ホットクックメニュー11選
ここからは、ホットクックメニューの一例をご紹介。
❶ せいろ蒸し

まずは、見た目もゴーカなせいろ蒸し。
野菜やお肉、魚介などの食材をせいろにセットして、お鍋にお水を入れてスイッチオン。
あとは待つだけでOKです。


冷凍エビもプリプリ♪
2.4Lタイプのサイズだと、18㎝のせいろが2個重ねて入ります。
🔸竹せいろ(18㎝タイプ)Amazon
簡単なのに、「ちゃんとしたごはん」感が出せるのはありがたい。

▼関連記事:そのまま食卓に出せる便利な調理器具たち
❷ カレーやシチュー

カレーやシチューなどの煮込み料理もおいしいです。
野菜のうまみがギュッと溶け出した、深みのある味。

ビーフシチューもお肉が柔らか〜

グラタンの具も、ホットクックにおまかせしています。
❸ スパゲティ

なべの中に具材と一緒にパスタを入れておけば、一皿でしっかりボリュームのある食事に。


忙しい日のランチや、手軽に済ませたい夕食にもぴったりです。

❹ ふかし芋

ホクホクに仕上がるジャガイモやさつまいもも美味。
普通に茹でるよりも、甘みをしっかり引き出してくれます。
❺ 茶碗蒸し

もうひとつ感激したのが、“す”が立たない茶碗蒸し。
茶碗蒸しは火加減が難しいメニューですが、ホットクックならなめらかで本格的な仕上がりになります。
2〜3個だけ作りたいときに。
❻ 肉じゃが

ジャガイモがかたく仕上がってしまいがちな肉じゃがも、ホットクックで作ると失敗知らず。
煮崩れが気になる場合は、男爵ではなくメークインを選んだ方がベター◎
❼ スープ

ホットクックはスープ作りも得意です。
調理方法の選択肢がいくつもあるとコンロの渋滞がなく、「待つ」時間のロスを防げます。
仕上がりのアツアツ状態のときに、溶き卵を加えればかき玉スープに。


蒸気で火傷をしないように注意
❽ サバの味噌煮

ホットクックなら、調味料の量を守っていれば、煮詰まりすぎたり空焚きになる心配もありません。
❾ 筑前煮

毎回作ると、家族に好評な筑前煮。
ホットクックで作って以降、定番メニューになりました。
❿ 豚の角煮

以前はハードルの高かった豚の角煮。
手間がかかるメニューなのに、放っておくだけでしっかり味がしみて、お肉はほろっとやわらかく仕上がります。
⓫ 蒸しパン

蒸しパンも、問題なく作れます。
蒸しパンの作り方はこちら(クックパット)
「これ、また作って」と家族に言われると、ホットクックさまさまだな〜と、心の中で感謝しています。
ホットクックをもっと使いこなそう
時間差で利用する


たとえばポテトサラダ。
使い道の多いゆで卵を作っておき、そのあとじゃがいもをゆがけばポテトサラダの完成です。
(じゃがいもと卵を同時に湯がく方法もアリ)
例:ポテトサラダ


時間差で作ったポテトサラダ
保温機能を活用する
冷凍エビなどの解凍やレトルトパックの温めに、保温機能を利用します。


残ったカレーに冷凍うどんを入れて[保温]ボタンを押してしばらく待てば、カレーうどんが完成♪


ホットクックの保温温度は、75℃と高めです。
暑い時期にカレーが残ったときは、保温し続けて食中毒の予防にしています。
※ 食べ物は一般的に20〜40℃の温度帯で腐敗しやすく、細菌は30℃前後で活発に増殖する
内なべを2コ使いする

ホットクックが便利すぎたため、もう一つ内なべを追加で購入しました。
2コ使いにすると、「今日の夜ごはんを作りつつ、明日の作り置きも準備しておく」なんてことも可能になります。
「COCORO KITCHEN」を利用する
無線LANに接続すると、本体に登録されていないメニューが「COCORO KITCHEN」で見つかる場合があります。
①「COCORO KITCHEN」に掲載されているメニューを検索
② ホットクックにダウンロードする
③ ダウンロード後に調理が可能になる
さらにスマートフォンやタブレットでリンク設定をすれば、検索したメニュー情報を本体に送信し、利用することも可能です。(機種によって保存数は異なる)



[ダウンロードメニュー]に登録

載っているメニューを
制覇していくのも楽しそうですね


気になる点
とても便利なホットクックですが、「ここはちょっと…」と思う点もあります。
洗うパーツが多い
ホットクックはパーツが多いので、洗いものが面倒に感じることがあります。
とはいえ、料理の時短の魅力の方が大きいので、そこは割り切りながら洗っていますが。

食洗機でも洗えますか?

はい
内鍋以外は食洗機でも洗えます

分解して洗える まぜ技ユニット↓


内なべを洗ったあとは、斜めに立てかけて自然乾燥↓

場所をとる
次に、サイズが大きくて場所を取る点。
本体も重いので(約6.5kg)、収納して使うというよりは「出しっぱなし」が基本になります。
音量が気になる
ホットクックから出る音量も少し気になりました。
キータッチ音をオフにしたり、「仕上がりを確認してくださいね」などのメッセージ音量は“切、小、中、大“から選べます。
無音にすると不便なので、小に設定。
それでも気になったので、コクヨの「ひっつき虫」という粘着剤でセンサー部分にカバーをしています。


ちょっと効果あるかな?という程度だけど
予想よりも時間がかかる
ホットクックの調理時間は、「沸騰後」からカウントダウンされます。
つまり○分と書かれていても、鍋の余熱や沸騰までの時間はその中に含まれていないということ。
ホットクックは沸騰するまでに数分〜数十分かかるので、水を使用するときは最初から熱湯を入れると、その分早くなります。
つゆ受けが少量
フタを開け閉めをする際に、水滴は「つゆ受け」に落ちて溜まる仕組みになっています。
何度も開け閉めをしているとすぐに溜まるので、溢れないようにこまめに捨てます。


内なべはコンロで使えない
ホットクック専用の内なべは、残念ながらIHにもガスにも対応していません。
「はじめはコンロを使って、途中からホットクックを使用」という使い方ができればいいのになぁと思います。
5年以上使い続けている理由
不便な点があるものの、ホットクックを愛用している理由をまとめました。
火加減を見張らなくていい
弱火から強火まで自動で調整してくれるので、ずっとコンロの前に立っていなくて大丈夫です。
ぐつぐつと煮えている間に、洗い物や片づけなど他の家事ができて助かっています。
安全
火にかけっぱなしだと、うっかり忘れてヒヤッとすることがあります。
ホットクックなら火を使わないので、その心配が減りました。
別の部屋にいても調理が進むので、気持ちにも少しゆとりができます。
メニューによって調理を一度に行える
メニューによっては、蒸す・温める・煮るなどをまとめてできるのが便利です。
たとえば朝ごはんやお弁当なら、同時に何品か準備できることもあり、バタバタしやすい朝にとても助かっています。
(例①)超お手軽な朝食メニュー
・中華まんの温め(冷凍)
・蒸しブロッコリー
・蒸しさつまいも
・ゆで卵


冷凍の中華まんは作りたてのような、フワフワ & ホッカホカ〜
(例②)お弁当のおかず
・スパゲッティをゆがく
・冷凍ハンバーグの解凍
・ゆで卵


スパゲッティは耐熱ラップで湯煎調理します。
むずかしい低温調理も簡単
温度調節の難しいサラダチキンも、ちゃんと美味しく作れます。
手動設定で作ったサラダチキン


自動メニューで作った温泉たまご


卵は常温に戻さなくてOK。
そして、何個入れても失敗しません。

温度設定は、何度から何度までできますか?

手動で35℃〜90℃まで設定できます
65℃以降は70、75、80℃のように5℃単位になります

時間は1分〜16時間までで、
1〜59分までは1分刻み
1時間〜16時間までは1時間単位となっています
サイズ選び
サイズ選びで迷う方も多いので、ざっくり目安をまとめておきます。
サイズの目安
⚫︎ 1〜2人暮らし → 1.0L
⚫︎ 2〜4人家族 → 1.6L
⚫︎ 作り置き・大家族 → 2.4L
「少し余裕があるサイズ」を選ぶと、あとあと使いやすいと感じました。
サイズ選びで注意したいポイント
ホットクックは、1〜2人用・2〜4人用など容量で選びがちですが、サイズによって機能や使いやすさが異なる場合があります。
たとえば、
⚫︎ 自動メニューの数
⚫︎ 本体に保存できるメニュー数
⚫︎ 一部の便利機能の有無
⚫︎ 本体サイズや置きやすさ
「少人数だから小さいサイズで十分」と思って選ぶと、あとから機能面で物足りなく感じるかもしれません。
選ぶ時は、最新モデルの機能比較もチェックしてから選ぶと安心です。
▼1〜2人用のサイズ
まとめ
ホットクックは「絶対に必要な家電」ではないものの、使い始めると「じわじわ手放せなくなる家電」です。
特に、
⚫︎ 火のそばにずっと立っていたくない
⚫︎ 料理してくれる間にほかの用事を済ませたい
⚫︎ 安全に料理したい
こんな方には、かなり心強い存在になります。
逆に、
⚫︎ コンパクト家電がいい
⚫︎ 洗い物を増やしたくない
⚫︎ すべて手早く済ませたい
という方には、少し合わないかもしれません。
じつは先日、900回目の使用回数の音声アナウンスが流れました。
5年使って、週に3〜4回は頼っている計算になります。
圧迫感や洗いにくさはあるものの、私は買ってよかったなと感じています。
家事や育児、仕事で毎日バタバタしている方にとって、便利な調理家電は心強い味方です。
ホットクックが気になっている方は、失敗しがちなメニューにも、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。

吹きこぼれの心配もなくて安全ですね
ほかにも、便利な調理器具はありますか?

光熱費を抑えられる「シャトルシェフ」もおすすめです


















⚫︎ 蒸す
⚫︎ めんをゆでる
⚫︎ 発酵・低温調理をする
⚫︎ ケーキを焼く
⚫︎ ごはんを炊く
⚫︎ 煮物を作る
⚫︎ スープを作る
⚫︎ 炒める
⚫︎ 煮詰める
⚫︎ 無水でゆでる
⚫︎ 好みの設定加熱(弱火・中火・強火)