わが家は避難所へ行くより、自宅で過ごせるなら在宅避難をしたいと考えています。そのため、停電しても最低限の電気が使えるように、ポータブル電源を備えました。
大きな災害では停電が数日続くこともあるため、電気毛布や扇風機などを使った暑さ・寒さ対策も必要です。
ただ、ポータブル電源は種類も多く、「どれを選べばいいの?」「何を基準に選んだらいいの?」と迷いますよね。
そこでこの記事では、わが屋が選んだ種類と理由、保管場所や注意点、実際に使って感じたメリットやデメリット、選ぶときのヒントをお伝えします。
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災害時以外でも役に立つ?
ポータブル電源は、災害時以外でも役に立っています。
たとえば、昼間の計画停電(3時間程度)が行われた際に、扇風機や卓上ライト、電子レンジを利用できて助かったことがあります。

また、台風が接近するたび停電への心配も、「ポタ電があるからなんとかなる」と気持ちが軽くなりました。
屋外での使用ではキャンプやアウトドア、庭での手入れやDIYにも使えるので、これから出番がありそうです。
容量を選ぶポイントは?
ポータブル電源を選ぶときに一番悩んだのは、「どの容量にするか」でした。
容量が大きいほど安心だけど、その分重さと値段も上がります。
反対に、容量が少ないものは軽くてコンパクトですが、消費電力の大きい家電には使えない…。
そこでわが家では、停電時に利用したい電気ケトルや小型IHコンロが使える容量のもの、階段でも一人で持ち運びできることを考えて、10kgの重さの1000Whタイプを選びました。
⚫︎ 使いたい家電の消費電力(最大出力も含む)
⚫︎ 使用人数
⚫︎ 使用日数
⚫︎ 重さ
⚫︎ サイズ
⚫︎ 設置(収納)場所
⚫︎ 予算

1,000Whで容量は足りますか?

家族4人分には足りないと感じ、
あとからもう一台追加しました
大容量ではないので冷蔵庫は数時間、
エアコンだと出力が足りず使用できません
また、車中泊避難が必要になったときを考え、電気毛布と扇風機用に、軽量の300Whタイプも備えました。
⚫︎ 足りない容量をカバーできる
⚫︎ 1台を使っている間に、もう1台をソーラー充電できる
⚫︎ 各部屋で使用できる


300Whのポタ電だと、
電気毛布や扇風機はどのくらい使えますか?

わが家で使っている機種では、
「中」だと7〜8時間くらいです

300Whのポタ電では
スマホは何回充電できますか?

15回〜18回くらいで、
1,000Whタイプだと約50〜60回充電が可能です
さらに充電回数を増やす裏ワザ🪫
コンセント(AC出力)に充電器を挿して使うよりも、ポータブル電源にあるUSBポートに直接ケーブルを挿して充電するほうが変換ロスが少なくなり、充電できる回数がさらに増えます。
災害時の在宅避難で何に使える?
在宅避難で使いたい家電は、
- スマホ充電
- ライト
- 扇風機
- 電気毛布
- ポータブルIHコンロ
- 電気ケトル
- 加湿器
などなど。





お湯が沸かせると、
昔ながらの湯たんぽが使えます
*セットで備えておきたいもの
延長コードと同時接続できる電源タップも用意しておくと、困らずスムーズに使えます。

重さはどのくらい?
ポタ電は容量が大きくなるほど重くなります。
| モデル | 容量 | 重さ |
| Jackery 300 Plus | 約288Wh | 約3.75kg |
| Jackery 600 Plus | 約632Wh | 約7.3kg |
| Jackery 1000 New | 約1,070Wh | 約10.8kg |
| Jackery 1500 New | 約1,536Wh | 約14.5kg |
| Jackery 2000 New | 約2,042Wh | 約17.9kg |
持ち運んで利用する予定なら、「車まで運べるか」「持ち上げられるか」「階段を上り下りできるか」も要チェックです。
(例1)2階のベランダでソーラー充電し、1階で使用する。
(例2)大容量のポタ電を車に乗せて避難する。

キャリー付きでなければ、平台車やキャリーカートに乗せると軽い力で動かせます。(定期的メンテナンスや、床掃除するときもラク)
保管はどうする?
ポータブル電源をどこに保管するかも悩むところ。
防災グッズは分散収納するとリスクを減らせるため、1階の寝室と2階の物置部屋に分けて保管することにしました。
300Whのコンタクトタイプは、素早く外にもち出せるように、靴箱の中に電気毛布と一緒に収納しています。


保管するときに気をつけることはありますか?
⚫︎ 高温・低温・直射日光を避ける
⚫︎ 湿気の少ない風通しの良い場所に置く
⚫︎ 長期間使わない場合も定期的に充電する
⚫︎ 落下や衝撃を受けない安定した場所に置く
⚫︎ 可燃物の近くを避ける
⚫︎ 家族全員が取り出せる場所に保管する
⚫︎長期間保管すると劣化が進むため、100%や0%の状態を避ける
⚫︎ 災害時に備え、分散収納も検討する
※保管方法や推奨温度はメーカーによって異なるため、取扱説明書をご確認ください。

念のために、台風接近時には
100%まで充電するようにしています
充電する方法は?
ポータブル電源は、おもに次の方法で充電できます。
家庭用コンセント
一番充電が早く、普段の充電に使います。
車のシガーソケット
車での移動中にシガーソケット用ケーブルを使って、車のシガーソケットから充電します。
(機種にもよりますが、フル充電に約6〜15時間以上かかる点に注意)
ソーラーパネル
停電時ではコンセントで充電できず、長期利用する場合はソーラーパネルが必要です。
ただ、実際に使ってみると天候に左右されやすく、太陽光が当たるように角度調節も必要で、意外とむずかしい…。
庭やベランダが狭いわが家では、直射日光を遮る部分が多く、夏でも思ったほど充電できませんでした。
正直『ソーラーパネルがあれば安心』というほど簡単ではないと感じています。


ソーラーパネルも
一度試しておいた方がいいですね
100Wソーラー……「停電時に少しでも充電できれば安心」と考えている人向き。
200Wソーラー……設置場所を確保でき、本格的に防災を考える人向き。
本体のみを購入して、後からソーラーパネルを追加する選択もあります。
おすすめメーカーは?
「どのメーカーがいいんだろう?」と悩んだ末に選んだのは、知名度の高い有名なブランドのJackery(ジャクリ)にしました。
ほかのメーカーでは、Anker(アンカー)と EcoFlow(エコフロー)も人気があります。
- 知名度・サポート重視なら Jackery
- 充電の早さや保証重視なら Anker
- 家電の動かしやすさ重視なら EcoFlow
という感じです。
ポータブル電源はどうやって処分するの?
ポータブル電源はリチウムイオン電池が内蔵されているため、一般ごみとして廃棄できない場合が多いですが、多くのメーカーで回収サービスを行っています。(送料は自己負担)
※回収方法や条件は変更される場合があるため、最新情報は各メーカーの公式サイトなどをご確認ください。
そのほかの方法は、
- 不用品回収業者に依頼する
- ジモティーを使う(個人間で直接手渡しできる地元掲示板サイト)
- フリマアプリを利用する
などがあります。
気になる点は?
ポータブル電源のデメリットをまとめると、
- 価格が高め
- 収納スペースをとる
- 重いと持ち運びに苦労する
- 水漏れや高温環境の注意が必要
- ソーラー充電に時間がかかる
- 処分に手間がかかる
- 定期的な充電のメンテナンスが必要
それでも、やはり停電時に家電製品が使えるのは心強いです。

安全基準(PSEマークなど)を
クリアした製品を選ぶと安心です
※ポータブル電源はモデルチェンジにより、容量や重さ、保証内容などが変更されることがあります。最新の仕様は各メーカーの公式サイトでご確認ください。
まとめ
ポータブル電源は決して安い買い物ではありませんが、停電時に電気が使える安心感はとても大きいと感じています。
わが家では、少しずつ積み立てをしてセールのタイミングで購入しました。
容量が少なくても、電池式の家電やカセットコンロなどを併用すれば、ポタ電の消費電力を節約できます。
自宅避難を想定したときをイメージしながら、ご家庭に合ったポータブル電源を選んでみてくださいね。

ポタ電を購入したいけれど、
置く所がなくて困っています

防災グッズを少しでもコンパクトにすると
置ける場所が作れるかもしれません















ソーラーパネルと組み合わせたら
節電対策もできますね