防災対策「灯」編|停電時に主婦が用意しておきたい必需品

防災対策 灯編 アイキャッチ画像
シュフコ

停電って、いつ起こるかわからないんですよね……

急に真っ暗になったら、家の中で安全に動けるか不安です。

停電になると、まず困るのが「真っ暗で何も見えない」こと。

台風などで夜に突然停電すると大人でも不安になるし、お子さんが怖がっていたら早く安心させてあげたいはず。

また、電気が使えないなかで、普段の家事も行わないといけません。

そこで今回は、停電対策のなかでも 「灯り(あかり)」に絞って用意しておきたい必需品 をまとめました。

灯りのアイテム

懐中電灯は必須!

停電時に頼りになるのが懐中電灯。

各部屋に1本ずつ置いておくと、探し回らずにすぐ使えます。

部屋全体を照らせる吊り下げ式ランタン

家族が集まる所では部屋全体を照らしたい。

そんな時に便利なのが、上から吊り下げられるランタンです。

試しに真っ暗な部屋に吊るしてみると、広範囲に灯りが照らされて安心度が上がりました。

シュフコ

キャンプでも使えますね

手元を照らすランタン

作業をするときは、遠くを照らせる懐中電灯よりも、手元を広く照らしてくれる灯りが助かります。

コンパクトライト

小さなサイズでも、眩しいくらい明るい光のCOBライト。

普段使っているバッグに入れたり、職場などに1つ備えていると、いざという時に心強い。

コンパクトなCOBライト(ダイソー)

USBコードのCタイプで充電します。

廊下や階段で役立つセンサーライト

人が通ると、パッと灯りがつくセンサーライト。

懐中電灯やランタンがなくても、移動するときに足元を照らして守ってくれます。

電池式だと、停電時でも使えて安心です。

(廊下に)

🔸参考:エルパ ( ELPA ) もてなしライト(←人気のタイプ)

ゆみなか

夜中のトイレに行くのに、毎回電気のスイッチを押さなくてもよくなりました♪

(階段に)

🔸【参考】人感センサーライト:20秒間点灯


*充電式の乾電池だと、繰り返し使えて便利です。

両手が自由になるヘッドライト

視界が悪い中でも、両手が使えるのは大きな安心。

たとえば、子どもを抱っこしながら移動したり、両手を使えて作業がしやすかったり。

(ダイソーで購入したヘッドライト)

悩んだ結果、ベッド近くに備えていた懐中電灯からヘッドライトに変更しました。

スマホ充電もできるライト

最近はモバイルバッテリー機能付きライトも人気です。

懐中電灯にもなり、ランタンにもなり、充電もOKで、防水仕様で雨の中でも使えます。

👉LACITAランタン(人気モデル)
こちらは13,400mAhの大容量バッテリーで長時間明るい。

ろうそくは火の管理に注意

昔から停電といえばろうそくですが、火事のリスクが大きいのが難点。

小さな子どもやペットがいる家庭では特に注意が必要です。

(消火剤)

使用時は、消化器や濡れタオルを近くに置いて使用します。

子どもに安心なケミカルライト

折って光るペンライト(ケミカルライト)は、発熱せず安全に使える灯りです。

また、懐中電灯のように電池の残りを気にすることなく使えます。

子どもの腕に付けてあげると喜ぶので、夜のお祭りやキャンプなどでも重宝するアイテム。

停電時に役立つ蓄光シール

直接光を発するわけではないけれど、暗闇でも位置を確認できる目印として、蓄光シールは便利です。

  • 懐中電灯やランタンに
  • スイッチやドアノブ、階段の端などに
  • 鍵やスマホに

普段は見えにくいですが、停電時に光って場所を知らせてくれるので安心感が増します。

よく家の中で、どこに置いたか探してしまうモノがあれば、シールを貼り電気を消してみるのも一つの手(夜限定だけど)。

光を拡散する裏ワザ

コンパクトCOBライトの光は、小さいながらも直視できないくらいの明るさです。

この上に水の入ったペットボトルを乗せると、ランタンのように柔らかい灯りになります。

また、牛乳パックをかぶせて拡散させる方法も⇣

「今すぐ試せる停電対策」として、覚えておいて損はありません。

【牛乳パックの活用方法をご紹介⇣】

ライトの選び方・数値の目安

  • 明るさ(lm):懐中電灯は200–400lm、リビングのランタンは400–1000lmが目安。
  • 点灯時間:一晩を想定して8時間以上。
  • 防水等級:屋外や水回りはIPX4以上。
  • 電池:アルカリは使用期限内を。充電池は半年に一度満充電して状態維持。

置き場所リスト(例)

  • 枕元:ヘッドライト/小型ライト
  • リビング中央:吊り下げLEDランタン
  • 廊下・階段:電池式センサーライト
  • 防災バッグ:小型懐中電灯+予備電池
  • スイッチ・ドアノブ・階段端:蓄光シール

まとめ

停電時は「灯りがある」だけで、不安がぐっと減ります。

普段の生活やアウトドアにも活用できるものを選ぶと、防災のために準備しておいてもムダになりません。

まずは、「これがあると便利だな」と思うものから揃えてみてくださいね。

シュフコ

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ゆみなか時短家事 × 整理収納アドバイザー
25年以上の主婦歴と、2人息子の子育て経験を活かして、 家事と片づけを“がんばりすぎずに回すコツ”をブログや電子書籍で発信しています。 🌸整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーターExpert、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級 (掃除)