外出時に持ち歩いている防災ポーチ|コンパクトにする工夫や選んだ理由と使い方

外出先で災害が起きたら…と不安に感じることはありませんか?

私が住んでいる地域は南海トラフの予想震度が6〜7の場所なため、決して人ごとではなく、防災意識が高くなってきています。

必要だと思うものは、なるべく多く持ち歩きたい。でも、あれもこれもと入れてしまうとバッグも重くなり肩が凝ってしまうので、なるべく軽いものを選ぶようになりました。

この記事では、そんな私が実際に持ち歩いている、0次防災ポーチの中身や選んだ理由をご紹介します。

0次防災ポーチに選んだグッズ

0次防災とは、外出先での被災や帰宅困難に備え、常にカバンに入れて持ち歩く最小限の備えのことです。

情報収集や連絡手段用

モバイルバッテリー

災害時のスマホは、照明や連絡手段、情報収集に欠かせないいわば命綱のようなもの。

バッテリーがなくなってしまっても、バッグに携帯していれば焦ってコンビニやお店で探し求めなくてもすみます。

(⬆︎スマホに差したままでも操作しやすい ) 

シュフコ

充電用のコンセントコードも一緒に入れていたら安心ですね

ゆみなか

前もって災害用のアプリをダウンロードしておくと、情報収集に役立ちます

災害用のアプリ

「↗️Yahoo!防災速報」「↗️NERV防災」など

  • 現在地から近い避難場所を探せる
  • 災害情報や避難情報を確認できる
  • ハザードマップを見られる

といった機能があり、外出先での行動のサポートになります。

たとえば「災害マップ(支援情報)」を押すと、入浴やシャワー、井戸水の開放や給水所の開設場所などが表示される⇣

また、土地感覚のない場所に赴いたときは、道を通りながら「津波避難場所」や「津波避難ビル」のピクトグラムをチェックする癖もつけたいですね。

(⬆︎津波避難場所のピクトグラム)

緊急連絡用メモ

⚫︎ 電話番号
たとえば充電切れでスマホを使えず公衆電話で連絡をとる場合、焦って番号を思い出せないときのために。

ゆみなか

メモはスマホカバーの裏に入れました

電話が繋がらないときは

NTTの災害用伝言ダイヤルを利用できます。

「171」を押したあとに、音声ガイダンスに従いながら、録音したり伝言を聞くことのできるサービスです。

体験利用ができる日に一度練習してみたところ、暗証番号を利用する方法もあり「ん?」となったので、一度ご家族と一緒に試しておくといいかもしれません。

災害用伝言ダイヤルの体験利用日

・ 毎月1日 および 15日(0:00〜24:00)
・ 正月三が日(1月1日 0:00 〜 1月3日 24:00)
・ 防災とボランティア週間(1月15日 9:00 〜 1月21日 17:00)
・防災週間(8月30日 9:00 〜 9月5日 17:00)

※録音時間は 一回につき30秒以内です

メモとペン

紙とペンがあると、伝言や記録したい内容をサッと書きとめられます。

そのまま貼り付けられるシールメモや、付箋(ポストイット)も役立ちそう。

(⬆︎収納時は8.4cmの伸縮式ミニボールペン)

ゼブラ スライド式油性ボールペン(Amazon)

ミニテープ

防災ポーチにミニテープを入れていると、次のようなことに使えます。

  • メモを貼り付ける
  • テープの上にメモ書きする(マスキングテープ)
  • 傷口に当てた清潔なガーゼやハンカチのズレ防止に使う
  • 骨折した場合、添木をして固定する
(⬆︎ シリコンゴムで固定したマステ㊨ )

プラカードに巻きつけたり、平らに潰すと、ロール状よりもコンパクトになって◎。

▼下記では防災グッズをコンパクトに収納する工夫を紹介しています。

現金

災害時や停電時では、キャッシュレス決済やATMが使えなくなる可能性も…。

お店や公衆電話、自販機、移動手段に使えるように千円札と小銭を多めに用意しておくと安心です。

考え中のゆみなかのイラスト
ゆみなか

小銭は重くなるから、
何枚入れようか悩んでます…

微笑んでいるシュフコのイラスト
シュフコ

宿泊施設に泊まれるように、
お札も多めに備えておきたいですね

命・安全を守るため

照明

停電時の夜間の移動には、道を照らすライトが欠かせません。

スマホで照らすこともできるけど、貴重なバッテリーを消耗したくない…。

そこで便利なのが、コンパクトでも明るく照らすLEDライト。

100円ショップのものでも、直視できないくらいの明るさでした。

吹き出し/ゆみなか(汗)
ゆみなか

両手が使える便利なヘッドライトはかさばってしまうので諦めました

ホイッスル

助けを呼ぶ・居場所を知らる状況になったとき、大声を出し続けると体力を消耗してしまいます。

少しの息で大きな音を出せる笛は、誰もが持っておきたい防災アイテム。

防犯ブザー

力の弱い女性や子どもが持っていると安心な、護身用の防犯ブザー。

大きな声を出せなくても、自分の代わりにまわりに大音量で伝えてくれます。

見た目のかわいい防犯ブザーをご紹介

衛生・トイレ用

ポケットティッシュ

ポケットティッシュは普段から持ち歩くアイテム。

汚れを拭き取ったり、トイレで使ったり、火を起こす着火剤として利用するなど、用途はいろいろあります。

除菌シートやウエットシート

できれば濡れているシートも常備しておきたい。

お店でいただく個包装のお手拭きを、そのまま何枚かバッグに入れておくだけで備えになります。

マスク

マスクも2〜3枚予備を持っておきたいもの。

  • 人混みの中で咳が出る時のまわりへの配慮
  • 感染症が気になるとき
  • 顔まわりの防寒用に
  • 臭い対策として

(防塵用には、強化型のものを選ぶ必要があります)

ハンカチ

ハンカチはふだんから持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。

もしも火災が発生した場合は、ハンカチを取り出して鼻と口を覆い、直接煙を吸い込まないようにします。(持っていければタオルや服などを利用する)

⬆︎防災センターでの火災避難体験で。
(床にはわずかにきれいな空気と視界が残っている)

避難するときは煙が少ない床を這いながら移動しましょう

圧縮タオル

圧縮タオルは少量の水をかけると瞬時に膨らみ、通常のタオルサイズに戻ります。

汚れや体拭き用に100円ショップで購入しました。

圧縮タオルの生地は、見た目以上にかなり頑丈で破れにくいです。

携帯トイレ

緊急時でも、数時間おきにくる生理現象はコントロールできません。

トイレの水が流せなくなっても、携帯トイレを持っていれば我慢せずに用を足すことができます。

ゆみなか

持ち歩き用の携帯トイレは、1〜2回分を
ジャマにならないバッグの底に敷いています

(⬆︎コスパがいい、手作りの携帯トイレセット)

携帯トイレについてご紹介

生理用品

ある動画で、生理用ナプキンを応急処置に使った方法を紹介されていました。

それは、出血を伴うケガをした時に、傷口に当てて手のひらで圧迫する「止血パット」として利用するというもの。

ただ、直接傷口に長時間当て続けるのは避けた方がよさそうです。

レインコート

急な雨や防寒に役立つレインコートは、手のひらサイズだとポーチの中を圧迫しません。

レインコートがなければ、ゴミ袋を使った雨ガッパを作っても○。(作り方は、頭と両腕が出る部分をハサミで丸く切り抜くだけ)

(⬆︎こんな感じ)
ゴミ袋のサイズの目安

・子ども用サイズ……30L
・大人用サイズ……45L
・リュックやカバンも覆いたい……ゆったりサイズの70L

考え中のシュフコのイラスト
シュフコ

ミニバサミも必要になりますね

⚫︎ レジ袋・ポリ袋

(⬆︎レジ袋、ポリ袋、防臭袋)

レジ袋やポリ袋もいろいろな使い道があります。

たとえば、

  • ゴミを入れる
  • 嘔吐入れにする
  • 細長く切って紐にする(ねじる・編む)
  • 手を入れてゴム手袋の代わりとして使う
  • ライトやスマホを防水する
  • 小の方の携帯トイレに使う(凝固剤が必要)

防臭袋も入れておくと、嘔吐やトイレゴミの臭い対策になります。

こんな使い方も💡

レジ袋の中にクシャクシャに丸めた新聞や雑誌を詰めて、座布団のように使う方法。

直接床に座るよりも、体温が奪われずお尻も痛くなりにくい。

駅構内などで冷たい床に座って復旧を待つ間などに。

健康・ケガ対策

絆創膏

長距離を歩いてできる靴擦れや、小さなケガに。

ポーチのほかにも、お財布や免許証にも入れておくと分散収納できます。

ラップ

コストコの「プレスンシール」をご存知でしょうか?

片面に粘着性があり、手で押し付けるだけで食材や容器にピッタリと密着するラップです。

外食時に、(絶対に汚したくない)服の汚れ防止に使おうと、小さく折りたたんでバッグにしのばせているのですが、骨折時の添木や防水・防寒にも使えないかな?と思い、もう一枚増やしました。

服にもピタッとくっつく。
シール側を内側に折りたたんでも、ちぎれず広げられます

GLAD (グラッド)プレスンシール(Amazon)

メガネ・コンタクトレンズセット

帰宅できない状況になったときに心配なのは、コンタクトレンズのこと。

お店やコンビニでコンタクト用品を購入できればいいけれど、すぐに売り切れるかもしれません。

コンビニで購入した使い切り用の
コンタクト用の洗浄・保存液+ケース

長時間使い続けたり、ソフトコンタクトの場合は保存水を水道水で代用すると、レンズや目を痛めてしまうリスクがあります

ソフトタイプを使っている方は、予備を何個か持っていれば、キレイなコンタクトに付け替えられます。

ゆみなか

私は水が使えるハードタイプなので、保存液を入れた予備のケースをポーチに追加しました

考え中のシュフコのイラスト
シュフコ

私はソフトなので、防災用に
ワンデイタイプを入れておこうかな

常備薬・目薬

  • 常備薬
  • 点眼液
  • 咳止めや腹痛の薬など

必要な薬や、持っているだけで安心というものを。

食料

  • エネルギー補給に(カロリーメイトや羊羹など)
  • 塩分補給に(塩飴やタブレット)

工夫や注意点

「普段用」と「遠出用」に分ける

毎回出かけるたびに、防災グッズを全部持ち歩くと重くなってしまいます。

そこで、ふだん持ち歩くものと、距離がある所で持っていくもの(旅行や出張など)を分けてみました。

普段用のもの(例)

⚫︎ モバイルバッテリー(コンパクトタイプ)
⚫︎ 笛
⚫︎ ライト
⚫︎ ゴミ袋(大)
⚫︎ カットバン
⚫︎ 折りたたんだラップ
⚫︎ 防犯ブザー
⚫︎ 生理用ナプキン(女性)
⚫︎ 携帯トイレ(1〜2回分)
⚫︎ 軽食
⚫︎ 現金(お財布の小銭と千円札を使い切らない)
⚫︎ 季節に応じた防寒・暑さ対策(ミニカイロ)など

※ハンカチやティッシュ、ポリ袋などは普段から持ち歩くものとして考える。

遠出用のもの(例)

⚫︎ 大容量のモバイルバッテリー、または予備を追加
⚫︎ 充電機器
⚫︎ 携帯トイレ(多めに)
⚫︎ 軽食を少し増やす
⚫︎ レインコート
⚫︎ 圧縮タオル
⚫︎ 常備薬
⚫︎ コンタクトの予備やメガネ
⚫︎ 現金(小銭と千円札)

ふだん用にプラスして持ち運びます。

ふだん用と(上)、長距離用のポーチ(下)

2つを合わせた重さを計ると、850gほどでした。

これに、さらにお財布や日傘なども加わるので、正直まだまだ重いです…。

そのため、背中に背負えるリュックとしても使える3WAY(スリーウェイ)バッグが欠かせません。

吹き出し/ゆみなか(笑&汗)
ゆみなか

もっと軽くする方法を探していきます

定期的に期限や劣化をチェックする

せっかく準備していても、充電や電池が切れていたら意味がなくなってしまいます…。

そこで、中身の見直しをする機会に、

  • バッテリーの残量(モバイルバッテリーやライト)
  • 電池の残量(防犯ブザー)
  • 食料や常備薬の期限

これらも一緒に確認しておくと安心です。

まとめ

自然災害は、いつ・どこで発生するかわかりません。

そんななか、ふだんから持ち歩く防災ポーチは、外出時でも小さな安心感を与えてくれます。

防災リュックに比べると必要最小限の備えになりますが、私は心配性なところがあり正直バッグはまだまだ重いので、軽くするための工夫を続けたいと思います。

男性用・女性用、移動手段、移動距離、そして季節によっても必要なものが変わるため、定期的に見直しながら自分専用のポーチを用意してみてくださいね。

シュフコ

一つで2役になるものを選ぶといいですね

防災ポーチのように、災害時に備えておくと安心なものはありますか?

ゆみなか

停電時に使えるポータブル電源も備えていると安心です