軽くて丈夫なPPシートは、収納はもちろん、掃除・料理でも役に立つ便利グッズです。
耐久性や耐水性に優れていて、加工がしやすく、100円ショップなどでも手に入りやすい手軽な素材。
この記事では、このPPシートを使って、暮らしをちょっと便利にする活用アイデアをご紹介します。

PPシートってどんなもの?
100均やホームセンターで手に入る「PPシート(ポリプロピレンシート)」
このPPシートは次のような特徴があります。
PPシートの特徴

ホチキスで留めたりテープで貼り合わせれるため(←梱包用の強力テープ)、応用の幅も広がります。

PPシートはどこで買えますか?

ダイソーやセリア、ホームセンターなどで購入できます

PPシートはどんな色がありますか?

白・グレー・アイボリー・ベージュ・黒や、カラー系のブルー・ピンク・黄色なども揃っています

透明と不透明の、どちらにしようか迷ってしまいます

そんなときは、用途に合わせて使い分けるといいと思います
たとえば、
- 汚れや中身を素早く確認したい →透明タイプ
- 統一感を出す、生活感を隠したい →半透明・不透明タイプ

電子レンジや食洗機でも使えますか?

100均のPPシートーの耐熱温度は約120℃なので、電子レンジは変形・溶ける・臭いが出るおそれがあります

食洗機も、シートが反ったり変色することがあるからおすすめしません

汚れは落ちやすいですか?

軽い汚れなら水洗いで十分です
油汚れも、中性洗剤を使って落とせます
掃除ではどのように活用するの?
PPシートは、汚れが付いても一気に洗い流せるから、汚れ防止シートにピッタリです。
掃除シートやティッシュでも、ついた汚れをきれいにササッと拭き取れます。
何度でも繰り返して使えるのがうれしい♪

シンク下や棚板に敷く
汚れやすい場所と言えば、水まわり。
キッチンや洗面所の棚の上や引き出しにPPシートを敷いて汚れを予防します。
水ハネやホコリ、カビ汚れもサッと拭くだけでOK。

調味料を置く場所にも、シートを1枚乗せているとシミにならず安心です。
透明タイプは、素材の見た目を損ないません。

手が入らない狭い隙間に差し込む
“狭い隙間”は掃除しづらい場所のひとつです。
そんな手の入らない狭い隙間に薄いPPシートを差し込んでおけば、スーッと引き出し、キレイにしたあとに戻すだけ。
隅々まで汚れが取れるのが気持ちイイ。

重くて動かせない、家電下の数ミリの隙間にも◎

引き出して手軽に汚れを拭き取れるので、以前よりも掃除する回数が増えました。
手が届かない高い所に置く
手が届かない高い棚の上なども、掃除がしづらくて困る場所。
脚立に登って、めいっぱい手を伸ばして拭こうとしても、奥まで手が届かない…。
PPシートを乗せておけば、汚れたらシートを下ろし、安全な場所で拭き取ります。



以前は新聞紙やラップなどを敷いたりしていましたが、取り替える度に、サイズに合わせて折ったり貼り付けたりするのが面倒なのでやめました。

サイズを測ったりカットするのは大変だけど、一度作ってしまえば何回でも繰り返し使えます
蓋付きカバーにする
フタのない収納ボックスはホコリが入りやすく、しかも底に溜まったゴミが取りづらい。
そこで、PPシートでカバーを取り付けます。
使うものはPPシートと結束バンドのみ。
一穴パンチで穴を開けて、結束バンドで取り付けました⇣


配線コードのホコリよけにする
丸出しの配線コードって、ホコリが付くと1本1本拭き取るのが大変なんですよね……
しかも壁との間の狭い隙間にあるから、作業できるように家具を一旦手前に引き出さないといけません。
そんな配線コードにも1枚シートを被せるだけで、ホコリよけ+ラク掃除に変えれます。


見た目もスッキリして、一石二鳥♪
凸凹タイプの引き出しケースのホコリよけにする
小さなものから大きなものまでサイズが揃っている引き出しケースは、収納に欠かせないアイテムのひとつ。
ただ困るのは、溝がむき出しタイプだと、ホコリが溜まりやすくて掃除がしづらいこと……
ハケで払い落としたり、お掃除シートで拭き取ったり、丸洗いしたり。

この掃除の手間を省きたいなら、PPシートの出番です。


サイズに合わせてカットしたり、テープで貼り合わせたりと、ちょっと手間はかかるけど、フラットにすることで気になるホコリを予防できます。
ステンレスラックのホコリよけにする
ステンレスラックは、むき出しなので、ホコリが入りやすいのが気になるところ。
そこでPPシートにひと穴パンチで穴を開けて、結束バンドで取り付けてみました。

多少、効果がありそうかな?
モノの落下防止になるのも良かったです。
排水口カバーの代わりにする
シンクの排水口カバーは凸凹していて、掃除がしづらい。
そこで、半透明のPPシートを使ってカバーを作ってみました↓


見た目はアレですが、平らな表面を磨くだけなので、掃除時間が半分になりました♪
掃除ヘラにする
PPシートの特性の“しなり”を活かした、手作りのヘラが作れます。
余っているPPシートを、ハサミを使って先端を尖らせた形にカットするだけ。
狭い所に入り込んだゴミをかき出すのにちょうどいい。

収納ではどんなことに活用できるの?
収納でも、PPシートは大活躍します。
仕切りにしたり、底敷きにしたり。
収納で困っていることがあれば、解決するかもしれません。
蓋付きボックスにする
底がすぼんだボックスは、重ねると下に沈んでしまいます。
コンパクトに収納できるのは良いけれど、スムーズに出し入れしたいときは重ならない方がいい。
そこでPPシートでカバーを付けて、沈み込まないボックスに改良。
やり方は、“汚れ防止”で紹介した同じ方法で、穴を開けて結束バンドで取り付けるだけでOKです。



たったこれだけで、下側のモノの出し入れが しやすくなります。
フタカバーにする
こちらは、料理用のトレイにもフタがあればいいなと思って作ってみました。
一回り大きくカットしたPPシートを乗せるだけで、中に入れた食材が潰れずに、重ねて保存できます。

作るときは、ズレないように4端を軽く折り曲げるのがコツ。
スリム収納にする
ジップ袋などに入れた食材が広がらないようにしたいなら、PPシートを1枚差し込むのも一つの手。
片面だけでもスリムになります。


バッグの型崩れ防止に使う
柔らかい素材のバッグはモノをたくさん入れられる反面、横に膨らんでしまうのが気になります。
そこで、同じくバッグの大きさに合わせてカットしたシートを一枚イン。
凸凹するのを防いでくれます。

スリムに持ち運びたいときにオススメです。
混ざり防止にする
バッグの中に入れているポーチも、モノが多いとごちゃ混ぜになって使いづらい。
仕切り用に、カットしたシートを1枚入れるだけで混ざるのを防げます。


仕切り板にする
箱にモノを収納するときも、「仕切りがあったらいいのにな……」と思うことありませんか?
PPシートがあれば、横幅ちょうどの仕切りを作ることができます。


① サイズを測ってカットする
② 山折り・谷折りする裏面に、カッターで薄〜く切り込みを入れる
③ 切り込み部分をゆっくりと折る
※切り込み部分を折るときに、力を入れすぎるとパキッと割れるのでご注意を⭐︎
モノが混ざりがちなカトラリー、文房具、衣類小物など、仕切りのおかげですっきり整理できます。
目隠しにする
中身が丸見えで生活感が出がちな透明ケースには、内側に不透明のPPシートを差し込むだけで簡単に目隠しできます。


白色やカラーを揃えればインテリアにもなじんでくれて、見た目もスッキリ。
扉の中で使うときは透明のまま、見える場所で使うときはPPシートで隠す、というように、使い分けることができます。
見えなくなって何が入っているか忘れてしまうときは、ラベリングがおすすめです。
⋱ラベリングの便利な活用例をご紹介⋰
📘電子書籍(Amazon Kindle):ラベリング活用55選: 小さな工夫で、片づけやふだん使いがラクになる♪
収納の”見える化”に使う
たとえば予備の包丁など。
新聞紙などで包んでいると、外から見ても中身を確認できません。
そこで、厚みのあるPPシートに変更すれば、透けて見えてどんな種類を持っていたか一目で確認可能。

忘れもの防止のために、わが家では“透明収納”とラベリングが鉄則です。
隙間のあるラックやボックスの底敷きにする
隙間がある上にモノを置くと、“傾く・倒れる・落ちる”で不安定。
そこで、ここでもPPシートを敷いて安定させます。


ハサミやカッターで簡単にカットできるから、木製のようにノコギリでギコギコと切らなくても大丈夫🪚
一枚で足りないときはテープで貼り合わせることができるのも、PPシートの良いところ。
袋やバッグの底敷きにする
牛乳やお豆腐のパックなど、レジ袋に商品を入れるのって意外と難しくないですか?
そんなときはPPシートを袋の底に敷くと、袋詰めしやすい“マチ付き袋”になります。


マチがあるだけで、安定して置けるのもうれしい。

袋詰めが苦手な人にいいですね
カラーボックスの背板に
意外な使い方ですが、カラーボックスの背板を取り外して、PPシートを代わりに装着することも可能です。
きっかけは、寒い地域に住んでいた時に、冬になると毎年カラーボックスの背板にカビが生えていたから。
除菌シートでゴシゴシ拭いてもカビはなかなか取りきれない。思い切って取り外したものの、モノが後ろに落ちてしまう…。
そこで、試しにPPシートを取り付けてみたというワケです。

PPシートだと、汚れが付いても軽い力で拭き取れます。
料理ではどんなことに活用できるの?
ここからは、料理でのPPシートの利用法をご紹介します。
特大サイズのまな板として使用する
食材の量が多いと、まな板に乗りきらずに作業台に落ちてしまうこと ありませんか?
そんなときは、PPシートがあれば特大サイズのまな板として活用できます。
シートの上で「カットする→タレを揉み込む→粉をまぶす」の作業を行えて、ボウルの洗い物が減るのもうれしい。


【合わせて読みたい】
👉ささみの筋をスーッと簡単に取る方法(クックパッド)
「手巻きずしシート」にして利用する

家族みんなが大好きな手巻きずし。
手巻き寿司って、ポロポロと崩れやすい酢飯を、海苔に乗せる作業が地味にめんどう…。
そこで思いついたのが、PPシートで作る『手巻きシート』。
作り方は、カッターで左右と上側に軽〜く切り込みを入れて、折り曲げるだけ。


この自作シートを使うようになってから、手巻き寿司を作る回数が増えました。
家族4人 × 3本=12本分も、手早く一気に作れます。


その他で使える利用方法
最後に、意外な使い方をご紹介します。
うちわになる
暑い日に、バッグに入れているPPシートを取り出して、パタパタと扇げるうちわとして利用。
不透明タイプなら、ちょっとした日差しよけにもなります☀️

両端をマステで貼ってみました

親指を入れる穴を開けると
扇ぎやすそうですね
汚れを目立たなくする
たとえば、3段ボックスなどの棚板が、長年の使用で塗装が剥げたり傷が付いて困っていたら…。
まだ使えるのに、新しく買い換えるのはもったいない。
そんなときは、不透明のPPシートを乗せるだけで、汚れが目立たなくなります。
ビフォーアフター


携帯トイレを作る
PPシートを使って、片手で使える携帯トイレ(ハンドトイレ)が作れます。
セットにして備えていれば、防災、高速道路の渋滞、キャンプなどのアウトドアに役立ちます。

▼作り方を紹介した記事
まとめ
このように、PPシートは「掃除・料理・収納」など、家事に役立つ万能アイテム。
- 自由にカットできる
- 洗える
- 丈夫で長持ちする
…その特性を活かして便利グッズを自作すると、家事がぐんとラクになります。
他にもまだまだ使い道がありそうなPPシート。
今回紹介したなかで「使ってみようかな」と思うものがあれば、ぜひお試しくださいね。

アイデアでいろいろな使い方ができますね
PPシートのように、手軽に役立つアイテムはありますか?

「プラダン」も便利です
こちらは、ホコリ除けに活用する方法を紹介しています



















⚫︎ 軽い
⚫︎ 丈夫
⚫︎ 薄い
⚫︎ 自由にカットできる✂️
⚫︎ 水に強い
⚫︎ 耐熱性がある(-20〜100℃まで対応)
⚫︎ 折れずに“しなる”