
まずは、判断しやすいものから始めるのがおすすめです。
意を決してモノを捨てるはずが、1日かけても結局時間だけが過ぎてしまう…
そんなときは、“手放しやすいもの” から始めるのがおすすめです。
「要る・要らない」「使う・使わない」「ときめく・ときめかない」もので判断していくけれど、慣れないうちは簡単なものからスタートして、小さな成功体験を積み上げるのが効果的。
そこで、この記事では簡単に手放せるカテゴリーを紹介します。
① 壊れているもの
家の中に、壊れているものを置いていないですか?
「いつか直すかも」と取っておきがちだけど、実際に直して使うケースって、ほんのわずか。
また、波動的観点で言うと、 “持ち物と自分はリンクしている”んだそうです。
それってつまり、「じぶんは壊れたものを使うに値する存在です」と宣言していると同じこと?

それは、ちょっとイヤですね…

欠けている食器をすぐゴミ袋に入れました
⚫︎ 欠けた食器
⚫︎ 蓋が締まらないタッパー
⚫︎ 壊れたままの家電
⚫︎ 動かない電動のおもちゃ
⚫︎ ヒビの入った鏡
長い間使用していない懐中電灯やリモコンなども、中で乾電池が液漏れしていないかチェックしてみてくださいね。

乾電池の電解液は直接触れないように注意。
粉が飛散して目に入ると失明の危険性があるので保護メガネを着用する。
② 期限が切れたもの
「もったいないから…」と残しておくと、気づいたら引き出しの中が“期限切れの博物館”になっていることも。
期限付きのものは、日付で判断できるからスムーズです。
⚫︎ 消費期限の過ぎた食品
⚫︎ 薬やサプリメント
⚫︎ 化粧品や日焼け止め
⚫︎ 乾電池
⚫︎カセットボンベ(使用期限は7年ほど)や消火器
「まだ使えそう」と悩むかもしれないけれど、とくに健康や安全性に関わるものはためらわず処分する勇気も必要です。


防災バッグに入れた防災食の期限を見たとき、4年も過ぎてました…
③ 使えなくなったもの
使えないのに大事に保管し続けているのは、いわばスペースのムダ使い(泣)。
⚫︎ 固まったボンドや接着剤
⚫︎ インクの出ないペン
⚫︎ 虫食いの服
⚫︎ サイズアウトした衣服類

④ 劣化したもの
新品でも気づかないうちに劣化しているものもあります。
たとえ未使用でも、長年放置しているものは要注意です。
⚫︎ カビの生えた革靴やバッグ
⚫︎ カビの生えた割りばし
⚫︎ 変色したシーツやタオル
⚫︎ 粘着力が落ちたテープ
⚫︎ 錆びた釘やネジ
⚫︎ ソールの端がめくれたスニーカー

以前実家の断捨離をしたときに、圧縮袋に入れた布団類を出してみると、黄ばんで使えなくなっていたものが何枚も出てきました。
布団系はかさばるので、手放すと収納スペースが一気に広がります。
⑤ 本体のないもの
本体はすでにないのに、付属品や説明書などがそのまま残っている可能性も。
出番がないので、これらも悩まず手放せます。
⚫︎ 本体のない説明書
⚫︎ 本体のないリモコン
⚫︎ 本体のないコード類
⚫︎ 本体のない付属品

「これ、なんのコードだった?」と悩まないために、あらかじめラベリングしておくと便利です♪
ラベリングの便利な活用例
【電子書籍📘】ラベリング活用55選: 小さな工夫で、片づけやふだん使いがラクになる♪
まとめ
ペン1本、ネジ1個でも、手放すごとに気持ちが軽くなるもの。
それは、そのコたちが新しいカタチにうまれ変わる機会を与えているからかもしれません。
モノも地球のなかで循環しているから、「捨てること=悪いこと」ではない。
もし罪悪感を感じてしまうときは、「もう役目を終えたんだね、今までありがとう」と、気楽な気持ちで始めてみてくださいね🌿













モノを減らそうと思っても、判断するのに時間がかかって、片づけがまったく進みません……