エアコンをつけると、かすかに漂ってくるカビの臭い。
エアコンの吹き出し口をのぞくと、ポツポツと見える黒い点々。
「効きも悪くなるし、身体にも悪いし、そろそろ掃除しなきゃ…」
と思いながら、「どこまで、何を使って掃除するのがいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、わが家のこれまでの失敗例を挙げながら、
- 現在取り入れている掃除方法
- 注意点
- 便利な掃除道具
- カビ対策
- クリーニングを依頼した感想
などについてご紹介します。

使い始めてから15年がんばってくれている
わが家のエアコン
※エアコンの機種や仕様によって掃除する方法は異りますので、取り扱い説明書をご確認ください
エアコンの掃除箇所と使う掃除グッズ
アルミフィン
掃除をしばらくサボると、埃まみれになってしまうアルミフィン。
カバーを開けて、フィルターを取り外す度にドキドキします(笑)

アルミフィンはとてもデリケートなので、柔らかいハケを使いながら、慎重にホコリをかき出します。
全面がむき出しになっているタイプは、ハンディークリーナーを使うとラク。
ハケでかき集めたホコリをハンディークリーナーで吸い込む方法も、フィンを傷めにくいです。


ここでやってはいけないことは、
- ホコリがついた状態でエアコン洗浄スプレーをかける
- 力を入れて押し当てる(掃除機、ブラシ、ハケなど)
- フィンの向き(上下)に合わせずに動かす
- ブラシやハケを濡らして使う
力が入りすぎて、所々歪んでしまったフィン⇣

掃除グッズ① 平ハケ

ハケは、弾力のあるナイロン製が使いやすいです。
掃除グッズ② ハンディークリーナー

▶︎Svoko ハンディークリーナー(Amazon)
本体重量が約620gと軽いため、押し当てる力加減を調節しやすく、腕も疲れにくい。
エアコンの凸凹した部分
エアコンは細かい溝や凹凸した部分が多め。
ここも、ハケやハンディークリーナーを使ってホコリを取り除きます。
ハケに水を軽く含ませると、ホコリが舞い散らずに絡みやすいです。


仕上げにエアコンの洗浄スプレーをしたのがこちら⇣

かなりキレイになりました。
ですが!
機器部分にスプレーがかかったのか、上下風向ルーバーが「閉じない・動かない」状態になってしまいました。(4台のうち3台分!)
養生があまかったのか、防ぐのは正直むずかしいです…。

以来、洗浄スプレーは使用してません
仕方なく、フックとシリコンゴムで固定中⇣

スプレーを使う場合は、故障したり機械が目詰まりしないように注意が必要です。
⚫︎ 機器部分にラップやテープで養生する
⚫︎ ホコリや汚れを取り除いてから行う
⚫︎ 送風機能を使って内部をしっかり乾かす など
※多くのエアコンメーカーは、自分で洗浄スプレーや防カビ剤の使用、内部洗浄を行うことを推奨していません。
ダストボックス
およそ半年で、この状態に…。

ここは掃除機を使って、ホコリをしっかり吸引します。

見るのは気持ちいい〜♪
床に新聞紙やレジャーシートを敷いておくと、あと片づけがラクになります。
掃除グッズ④ コードレス掃除機
▼ 関連記事:こちらはわが家の掃除機をご紹介
送風口の狭いスキマ
カーブ状になっていて、手が入らず奥行きもあるため、ここも掃除するのがむずかしい所。

掃除道具をいろいろと試してきた結果、『スキマキーレー』に辿り着きました。
スキマキーレーは適度な”しなり”があり、カーブ状でもフィットしながら奥の方まで届いてくれます。

モップのスペアがあると、
付け替えながら行えるので時短になりますよ♪
左右風向きルーバー
柔らかくて細い、左右風向のルーバー。
力を入れすぎると、ペキっと折れてしまう部分です。

ここで使っている道具も、スキマキーレーと水で濡らしたハケ。
スキマキーレーは先端が2つに分かれていてるので、ルーバーの両面を同時に挟みながら掃除ができるのがうれしい。

掃除グッズ⑤ スキマキーレー

▶︎[アズマ工業] エアコン スキマキーレー(Amazon)
新色のグレーも出ていました。
(個人的には、汚れをしっかり確認できるオレンジ色が好み)

内側には、モップがズレないようにマジックテープが付いています。


このような細やかな工夫が
うれしいですね

お掃除シートを巻き付けても
ズレにくいんです
ビフォー & アフター


送風ファン(シロッコファン)
吹き出し口の奥に見える、クルクルと回りながら空気を送り出す送風ファン。
嫌な臭いがするときは、内部に汚れが蓄積しているかもしれません。

ルーバーやカバーを外して掃除するのは素人にはムリだけど、せめて表面の汚れだけでも取りたい。
そこで、お掃除シートを当ててコリコリと掃除をしたところ、運転したとたんに吹き出し口周辺が再び汚れまみれになってしまいました。
表面の掃除も、こまめ掃除をしなければ……
フィルター
部屋の空気をキレイにしたり、エアコンの寿命を延ばす役割のエアコンフィルター。
取り外しができるフィルター掃除は、次の3つの方法で行っています。
- 裏側からシャワーを当てて水洗いする
- 柔らかいブラシやスポンジでやさしく洗う
- 表側 → 裏側の順に、掃除機で吸い取る


水で洗った後は、日陰で完全に乾かしてから戻します。

油やヤニ汚れが気になるときは、
台所用の中性洗剤で洗うのがおすすめです
エアコン上部
エアコンの上部は、背伸びをしても手が届かない所。
むき出しタイプやカバー付き、自動掃除機能付きなど、タイプによって掃除の方法も変わります。

ここは、気分によって2つの方法で行なっています。
- 伸縮モップでホコリを払い落とす
- お掃除シートでしっかり拭く
貼り付けるだけでOKの「汚れ防止シート」はメリットとデメリットがあるので、知ったうえで選ばれたらといいと思います。
⚫︎ 内部フィルターの掃除がラクになる
⚫︎ 上部の溝掃除が不要になる
⚫︎ アルミフィンが汚れにくくなる
⚫︎ シートの交換が簡単
⚫︎ 吸い込む力が低下しエアコンに負荷がかかる
⚫︎ 結露が乾きにくくなり、カビやすくなる
⚫︎ 定期的に交換する必要がある(目安:1〜2ヶ月)
⚫︎ お掃除機能付きに使うと故障の原因になる
エアコンのカビ対策
カビの原因
エアコンのカビの原因は、「結露」と「ホコリ」の2つ。
結露(冷房や除湿時に発生)……カビの好む高い湿度
ホコリ……カビの栄養源
カビをそのまま放置していると、風と一緒に広がって、アレルギー症状や気管支喘息など健康へのリスクが高まるので注意が必要です。
カビを防ぐためにできる3つのこと
❶ フィルターの定期的な掃除
フィルターに溜まるホコリはカビの温床になるので、やはり定期的なお掃除が有効。
❷ お掃除機能を使う
フィルターのホコリを自動で除去するため、カビの栄養源となる汚れを減らせます。
❸ 送風運転、または内部クリーンを設定する
冷房や除湿運転のあとは、内部の水分を乾燥させて湿度が上がらないようにします。
- 送風運転を1〜2時間ほど行う
- リモコンの[内部クリーン]ボタンを押す
プロに頼むのが確実で安心
がんばって自分でエアコンを掃除しても、残念ながら、エアコン内部の汚れやカビは取り切れません。
故障のリスクを減らし、長く安心して使い続けたいなら、やはりプロのクリーニングを頼むのが確実です。
エアコンクリーニングを頼むなら?
以前、家電量販店の「エディオン」でエアコンクリーニングを依頼したことがあります。
また、掃除のプロといえば一番に思い浮かべる「ダスキン」で比較してみました。

ちなみに、ダスキンスポンジの
ヘビーユーザーです🧽
(例)エディオンとダスキンを比較
| 比較項目 | エディオン | ダスキン |
|---|---|---|
| 安心感 | 家電量販店で頼みやすい | 掃除のプロとして知名度が高い |
| 料金の目安 | 比較的リーズナブル | やや高め |
| 作業品質 | 提携業者が対応 | 自社スタッフ中心 高い技術力、30年以上の実績 |
| 予約方法 | 店舗・電話・ネットで申込み可 | 基本は電話・ネットで申込み (店頭で相談できることも) |
| おすすめな人 | まずは費用を抑えたい人 | 品質重視している人 |
| こんな時に◎ | エアコン購入ついでに依頼 | カビやニオイが気になる時 |
依頼をするおすすめ時期
おすすめ時期は、春(3〜5月)か秋(9〜11月)。
⚫︎ 掃除中、エアコンを付けなくても過ごしやすい
⚫︎ 割引やキャンペーンが出やすい
⚫︎ 繁忙期前で予約が取れやすい
[暖房]と[冷房]の切り替え時期なので、キレイになったエアコンで気持ちよく使い始められます。
費用の比較
エディオンとダスキンの比較
| 特徴 | エディオン | ダスキン |
|---|---|---|
| 通常1台料金 | 約13,800円〜 | 約15,400円〜 |
| お掃除機能付 | 約19,800円〜 | 約26,400円〜 |
| 2台目以降 | 1台あたり約11,600円〜 | 2台セットで割引が大きい |
| 強み | 家電量販店ならではの安心感 | 高い技術力 30年以上の実績 |
| おすすめ | 費用を抑えたい | 品質重視 |
(2026年5月時点の税込価格)
※最新の料金やキャンペーン情報は各社サイトをご確認ください。
ダスキンのエアコンクリーニング当時(2018年)、3台まとめて依頼したところ価格は41,000円ほどでした。
(一般タイプ2台 + お掃除機能付き1台)
料金を抑えたいならエディオン、しっかり丁寧にお願いしたいならダスキンというように、自分に合った方法を選ぶといいですね。

お掃除機能付きのクリーニングは
どちらも割高になりますね

普段の掃除が苦手じゃなければ、
一般タイプのエアコンがいいかもしれません
エアコンクリーニングをお願いした感想
洗浄後に出てきた汚れを見せてもらったのですが、その水はまるで黒い絵の具を溶かしたような色でした。
そして実際に、こんなにも汚れがたまることに驚きました。
わが家のエアコンは、もう15年ほど使い続けていますが、一度しっかりクリーニングしてもらったことも、長く使えている理由のひとつかもしれません。
クリーニング後に気持ちよく使えることや、自分では届かない内部まできれいにしてもらえる安心感を感じて、やっぱり頼んでよかったです。
費用はかかるので、毎年とはいかなくても、予算と相談しながら、できれば定期的にお願いしたいと思っています。
まとめ
エアコンは、真夏や真冬に欠かせない大切な家電です。
そしてエアコンの平均寿命は、およそ10〜14年。
掃除を続けることは、エアコンの長持ち・節電・カビ対策にもつながります。
反対に、掃除をしないままだと汚れやカビがたまってしまい、効きの悪さやニオイの原因、そして故障するスピードも早まってしまうことに…。
「できるところは自分で、難しいところはプロの力もお借りする」というバランスをとりながら、気持ちよく使っていきたいですね。

こまめにお掃除しながら、
クリーニングを頼むのがベストですね
同じく、掃除が大変なキッチンの換気扇は
どのように掃除していますか?

10年ほど放置していた、
油ベトベトのファンの掃除内容を紹介しています



















フィンが曲がると、冷却効率が
落ちてしまうので気をつけてください