わたしは長年、家の中に迎えたたくさんのモノを手放せずにいました。
収納し切れないモノたちが、廊下に、棚の上に、階段の下まで置かれた状態。
必要に迫られて、がんばって断捨離をしてわかったのは、モノの持ちすぎは損をすることも多いということ。
当たり前のことなんだけど、当時は「どうやってモノを手放さずにうまく収納するか」が最優先で、持ちすぎるデメリットについて深く考えていなかったんです。
そこでこの記事では、自身の経験をもとに、持ちすぎることで負担になってしまう11の例を紹介します。
モノを持ちすぎる11のデメリット
① 管理の手間が増える

心配性なわたしは、必要以上にモノを蓄えていました。
モノを多めに持っていると「安心できる」反面、期限のチェックをしたり収納に手間取ったりと、時間と労力が必要になります。
⚫︎ モノが増えるほど、把握する量も増える
⚫︎ 「どこに何があるか」を覚えるだけでも負担
⚫︎ 管理する時間が、知らないうちに積み重なる
② 処分の手間が増える

たくさんのモノを手放すとなったとき、次に大変なのは処分作業です。
たとえば、
⚫︎ 持ち運びできない家具は粗大ゴミの申し込みをする
⚫︎ 中身が残っているスプレー缶は空にして穴を開ける処理をおこなう
⚫︎ まだ使えそうなものはリサイクルショップへ持って行く
さらに、内容によって処分費用もかかります。
リサイクルショップに持って行っても、需要のないものや家電の製造年月日によって引き取ってもらえず持ち帰ったものもありました。
新しいものを購入するときは、「手放すときに困らない?」と、なるべくチェックするようにしています。
⚫︎ 不要になったとき、分別や手続きが必要になる
⚫︎ 粗大ごみや不用品回収は、思った以上に時間と労力がかかる
⚫︎ 「多く持つ」ほど、手放す作業が大変になる
③ 掃除の手間が増える

モノを持つということは、「掃除」もセットでついてきます。
たとえば、
⚫︎ 観葉植物の葉っぱに付いたホコリを1枚1枚拭く
⚫︎ ぬいぐるみを定期的に洗う
⚫︎ 棚に並べた飾りや本を1コ1コ持ち上げながら拭く
掃除しきれずに常に汚れていて、これもストレスの原因のひとつになっていました。
⚫︎ モノが多いと、持ち上げたり動かして掃除する回数が増える
⚫︎ ホコリや汚れがたまりやすく、掃除のハードルが上がる
⚫︎ 掃除グッズや洗剤が余計に必要になる
④ 選ぶ・迷う・悩む回数が増える

モノが多すぎると「どれを使おうか」「何を選ぼう」と迷う場面が多くなります。
たとえば、
⚫︎食器……この料理にはどの食器に入れよう?
⚫︎洗剤……この汚れにはどの洗剤を使えばいい?
⚫︎服……今日はどの服を、どんな組み合わせで着よう?
私たちは毎日、数万回もの選択をしていて、人は決断をするたびに少しずつエネルギーを消耗するそうです。
確かに、いま以上に自覚のない疲れをいつも感じていたように思います。
判断疲れ(Decision Fatigue)とは?
「判断疲れ」とは、選択を繰り返すことで、脳が疲れてしまう状態のこと。
心理学では Decision Fatigue(ディシジョン・ファティーグ)と呼ばれています。
⚫︎選択肢が多いほど、決めるエネルギーが必要になる
⚫︎ 無意識に判断疲れが起こる
⚫︎ 小さな迷いが、毎日少しずつ積み重なる
⑤ 収納のハードルが上がる

モノが多ければ多いほど、収納の知識やコツが必要になります。
⚫︎ 限られたスペースにどう収めるか
⚫︎どこに置くのがいちばん使いやすいか
⚫︎ 何を使って収納するか
モノが多いうえに収納の仕組み作りがよくわからなかったので、自分も家族も、毎日何かしら探しものをしていました。
⚫︎ 数が多いと、きれいに収めるのが難しくなる
⚫︎ 出し入れがスムーズにできず、戻すのも面倒になる
⚫︎ 「片づけにくい環境」ができてしまう
⑥ 収納スペースが足りなくなる

モノが増えると収納スペースが足りなくなります。
収まりきらないものは階段の下、棚の上、廊下まで溢れている状態。
3段ボックスや引き出しを買いに行っては、部屋がどんどん狭くなっていく。
むかしの写真を見るたびに、モノを収納する家具を置くよりも、息子たちがもっと遊び回れる空間にしてあげていれば良かったなぁと思います。
⚫︎収納は増やすほど、さらに埋まっていく
⚫︎ スペース不足で、新しい収納用品が必要になる
⚫︎ 気づけば「モノのための家」になってしまう
⑦ 空間が狭くなり、圧迫感が出る

⚫︎ 収納力のある背の高い本棚
⚫︎ キッチンで使っていた大きなスチールラック
⚫︎ 上下に積み上げた3段ボックス
これらを思い切って手放したときに感じたのは、なんとも言えない解放感。
見慣れているときは気づかなかったけれど、無意識に危険や圧迫感を感じていたようです。
⚫︎背の高い家具や物量は、視界をふさいでしまう
⚫︎ 部屋が狭く感じ、無意識にストレスを感じる
⑧ 災害時の危険度が上がる

防災の準備をはじめたときに気づいたこと。
それは、
⚫︎ 倒れる・落ちるものが多い
⚫︎ 避難経路がふさがれる
⚫︎ 必要な防災用品が見つからない
という、問題だらけのわが家の現状……
危険性を少しでも減らすためには、物量の見直しは大事だと感じています。
⚫︎地震のとき、倒れる・落ちるリスクが増える
⚫︎ 避難経路がふさがれる可能性がある
⑨ 時短家事が難しくなる

⚫︎ 奥に収納したものが取り出しにくい
⚫︎ 使いたい道具がすぐに見つからない
⚫︎ モノが多くて作業しづらい
「探す時間」「動線の悪さ」は、家事の負担につながります。
片づけに本気で取り組もうと決意した理由は、実はこの「時短家事」のためでした。
⚫︎ 出し入れに手間取ると、家事が長引く
⚫︎ 動線が悪くなり、無駄な動きが増える
⚫︎ 家事シェアがむずかしくなる
⑩ 無駄な出費が増える

モノの数が増えるほど、在庫管理も大変になります。
また、期限付きのものは食材だけじゃありません。
期限を切らしてムダにしてしまったものは、食材、乾電池、化粧品、医薬品、カセットボンベなど。
劣化や傷みで、使われずに手放したものもたくさんあります。
過去のムダにしてしまった総額を考えると、海外旅行に行けたかも……
⚫︎持っていることを忘れ、同じものを買ってしまう
⚫︎ 在庫が把握できず、期限切れや傷みで使えなくなる
⚫︎ 安くてたくさん買っても、管理できなければ「安物買の銭失い」になる
⑪ 老後の片づけが大変になる

片づけは想像以上に体力、気力、判断力が必要です。
天袋などの高い所からモノを下ろすのも一苦労。
年齢を重ねると、体力も判断力も少しずつ変わっていくので、動けるうちに片づけねばと思っています。
⚫︎ ケガのリスクも増える
⚫︎ 子どもに負担がいく
⚫︎ モノの処分や手放すのがむずかしくなる
まとめ
不必要なものを手放していくと、負担になっていた部分に気づくようになりました。
ただ、断捨離をしたわが家だけど、じつは今でもモノは多めです(笑)
それでも、デメリットを知ったうえで持っているので、多少不便を感じても納得できています。
しんどかったのは、「持っていたい」と「手放したい」の両方の気持ちの間で悩んでいたとき。
「片づけの状態を客観的にみる」のは、簡単なようでいて、意外と難しいことかもしれません。

モノの持ちすぎ防止になりますね
ほかにも色々ありそうです

困っていることを紙に書き出して確認するのもいい方法だと思います

スペースを開けるためにモノを減らしたいけど、判断に時間がかかってしまいます

それなら、まずは判断しやすいものから始めるのがおすすめです















モノが多いと困ることは何ですか?