ズボラ主婦でも楽しめる♪ホームベーカリーを続ける工夫と購入前のチェックポイント

ホームベーカリーのアイキャッチ画像

ホームベーカリーって便利そうだけど、

シュフコ

最初だけで使わなくなりそう

ズボラな自分には、続けられないかも……

と、買う前に迷ってしまいますよね。

私も、同じ気持ちでした。

なぜなら、面倒くさがりで、キッチン家電を買っても“お蔵入り”した経験が何度もあるからです。

そんな私でも、ホームベーカリーだけは今もずっと愛用しています。

(パナソニックのホームベーカリーSD-BH102:2008年製)

工夫すれば手間も少なく、「材料を入れてスイッチを押すだけ」で焼きたてパンが食べられるから🍞

タイマーをセットしておけば、朝食やベストタイミングに出来たてのパンを用意することもできます。

そこでこの記事では、ズボラな私がホームベーカリーを続けられている理由や、挫折しないためのポイントをまとめました。

「買って後悔しないかな?」と迷っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

目次:読みたいところをタップ☝️

ズボラさんが挫折しやすいポイントと対策

私が一番つまずいたのは、計量の面倒さでした。

パンを作るには小麦粉・砂糖・塩・バター・水・ドライイーストなど、きちんと量らないと失敗しやすいんですよね。

(計量に手間と時間がかかる)

「ちょっとだけだから…」と目分量にしたら、ふくらみが足りなくて固いパンになったこともあります。

そこで工夫したのがこちら⇣

✅⒈よく作る分量を紙やシールにメモして、ケースや袋に貼る

(ジップ袋に貼り付けた分量メモ)

まずは「レシピ本を出す」「ページを探しながら開く」「元の場所に戻す」という動作を省きます。

ホントは記憶できたらいいんだけど、何回作っても覚えられないので(笑)

✅⒉数回分まとめて計り、袋に1回分ずつ小分けして入れ、冷蔵庫で保存しておく

(全粒粉パンとソフトパンの2種類)

作るたびに材料や道具を出すのもめんどう……

あらかじめ数回分用意しておくと、作るときの気持ちのハードルも下がります。

✅⒊パンミックス粉を利用する(水とイーストを入れるだけで完成)

特にパンミックス粉は、計量の手間がほぼゼロ。

計量済みのストックが切れたときや、「作りたいけど面倒…」と思ったときでも、サッとセットしてスイッチを押せるので助かります。

つまり、ズボラさんが挫折しやすいのは「パン作りそのもの」ではなくて、準備のハードルなんですよね。

ゆみなか

ここさえ工夫すれば、意外と続けられますよ♪

ホームベーカリーのコスパ|市販パンと徹底比較

ホームベーカリーを買うときに気になるのが、「市販の食パンより安く作れるの?」というコスパ問題。

実際にざっくり計算してみると、こんな感じです。(※2025年現在)

✅ 自家製パン(1斤あたりの材料費の目安)

  • 強力粉 … 約100円(250g使用)
  • ドライイースト … 約20円
  • 砂糖・塩・バター・水 … 約30円
    👉 合計 約150円前後

※パンミックス粉を使うと少し高くなり、1斤200~250円ほど。

(カルディーの小麦粉とミックスナッツ)

わが家のお気に入りのカルディーの強力粉を使うと、1斤あたりおよそ160〜170円程度(配合によってはもう少し上がります)。

また、ナッツなどの具材を入れるなら、その分コストはさらにプラスになります。

✅ 市販の食パン

  • スーパーの安い食パン … 100円前後
  • 少し良い食パン(○○屋や高級食パン) … 300~500円以上
コスパの結論

✅「とにかく安く食べたい」なら、スーパーの最安パンには負ける

✅「ちょっと良いパンを食べたい」なら、自作の方が圧倒的にコスパが良い

✅ 添加物を減らせる・材料を選べるという安心感は“プライスレス”

私は最初「節約になるかな?」と期待していましたが、実際は“おいしさと安心のための投資”という感じ。

焼きたてパンの香りを味わったとき、「これなら買ってよかった!」と思えました。

✅ 補足:価格変動と電気代

小麦粉やバターの価格変動

  • 為替や国際・国内情勢で値上がりする可能性あり
  • まとめ買いや業務用サイズを選べばコストを抑えられる

【電気代

  • 1斤あたり 約5〜10円程度(機種やメニューによる差あり)
  • 炊飯器でご飯を炊くのと同じくらいのイメージ(5合炊く場合:300〜500Wh → 約8〜13円)
(ポータブル電源を使用:100%→65%まで消費)

Jackeryポータブル電源1000で焼いた場合、消費は約351Wh(※全粒粉パンを焼いた場合)。
家庭用電気料金に換算すると 約10円。

ホームベーカリーで1斤焼くと、カルディの粉代が160〜170円ほどで、電気代はわずか10円前後。

合計しても 1斤あたり170〜180円程度 で、手作りパンが楽しめます。

まとめ

  • 高級食パンや無添加パンと比べると、材料にこだわっても自作の方が安くなる
  • 「節約」というより「コスパ良く、安心でおいしいパンを食べられる」のが魅力

続けやすい工夫と活用法

「買ったのに使わなくなったらもったいない…」

そんな不安を減らすためには、習慣に取り入れやすい工夫がポイントです。

1. 予約タイマーをフル活用

夜に材料を入れてセットしておけば、朝はパンの香りで目覚められます。

“勝手にパンができている”体験がクセになり、自然と続けられます。

2. よく作るレシピを決める

レシピ本を見て悩むと面倒になりがち。

まずは「定番の食パン」だけでもOK。

慣れたら砂糖やバターの量を変えて、自分好みにアレンジできます。

ゆみなか

レーズンやチョコ、ナッツなどを入れても美味しいです✨

3. 材料を“ひとまとめ”にしておく

小麦粉・イースト・砂糖・塩を一か所にまとめておくと、準備が一瞬で終わります。

「準備の手間」をなくすと、ズボラさんでも続けやすいです。

4. パン以外のレシピに挑戦して飽き防止

  • ピザ生地 → 休日やランチやパーティー料理に。(手作りだとサイズも自由に変えられて便利🍕)
  • ナンやフォカッチャ → カレーやシチューに
  • お餅 → 年末年始に

機種によってはお餅やうどん、ジャム、ケーキなども作れます。

シュフコ

お餅が作れるの、いいですね✨

5. ミックス粉をストックする

「計量が面倒」「忙しい日」というときは、パンミックス粉が大活躍。

水とイーストを入れるだけでOKなので、失敗も少なくラク。

🍞 ミックス粉の種類と必要な材料

① バターや油脂がすでに入っているタイプ

  • 粉の中に「ショートニング」や「バター粉末」が含まれている
  • 用意するのは 水とドライイーストだけ
  • 計量の必要がほぼなく、失敗しにくい

👉 初めてホームベーカリーを使う方や、ズボラさんに特におすすめです。

② バターやマーガリンを追加するタイプ

  • 基本の粉・砂糖・塩などが入っていて、油脂だけ別途準備
  • 用意するのは 水+バター(またはマーガリン)+ドライイースト
  • バターを加える分、香りとコクがしっかり出る

👉 毎日の食パンを少し贅沢に楽しみたい方に。

③ 強力粉だけのシンプルタイプ

  • 名前は「パンミックス」でも、実はただの粉ブレンドのことも
  • その場合は、砂糖・塩・バター・イーストなど全て追加する必要あり
  • 小麦粉の品質にこだわり、ふんわり感と香ばしさが特徴

👉 味や食感を重視したい方、いつものパンをランクアップさせたい方に。

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まとめ

  • 「ラクしたい」人には、水とイーストだけで作れるタイプがおすすめ
  • 「風味や食感にこだわりたい」なら、バターを追加するタイプが◎
  • 普段は材料を計量して作り、忙しい日や気分転換にはミックス粉を使う
  • 計量が苦手な方や、最初の一歩にぴったり
シュフコ

メーカーが違っても使えますか?

ゆみなか

はい。メーカー違いのものを実際に試したことはないですが、

調べてみると、例えばパナソニックのミックス粉をシロカのホームベーカリーで使うことも可能なようです。

ただし、追加の材料(水・バター・ドライイースト)の分量や、機種ごとの「パンコース設定」は必ず確認してください。

機種によって焼き上がりに差があるので、最初は基本モードで試すのが無難です。

買って後悔しないためのチェックリスト

選び間違えて困らないように、購入前に次のポイントを確認してみてください。

✅ 1. キッチンに置き場所はある?

  • 本体は、横幅は炊飯器くらいのサイズ感。
  • 出しっぱなしにできるスペースがないと、出し入れが面倒で使わなくなる原因に。
  • 棚の中に収納するなら、蓋を開けられる高さかどうかもチェック。

✅ 2. 家族はパン好き?

  • パンを食べる習慣があると、自然と稼働率が上がる。
  • ご飯派が多い家庭だと、出番が減ることも。

✅ 3. 材料をすぐに用意できる?

  • 強力粉やドライイーストをストックできるか。
  • スーパーやネットで手軽に買える環境か。

✅ 4. 続けるイメージが持てる?

  • 「朝はタイマーで焼きたてを食べたい」
  • 「休日は子どもとピザ作りを楽しみたい」
  • 「毎月の定番メニューに取り入れたい」
    👉 こうした生活シーンを想像できると、長続きしやすい。

✅ 5. 掃除やお手入れを面倒に感じない?

  • 内釜と羽根をサッと洗う程度でOK。
  • 炊飯器のお手入れ感覚で続けられるかどうかをイメージ。
ゆみなか

生地が張り付いて羽根が取りづらいときは、内鍋が冷めてから水やお湯で浸しておくと簡単に取れます

✅ まとめ

「置き場所がある」「パンを食べる習慣がある」「材料を手軽に揃えられる」

この3つが揃えば、ホームベーカリーはズボラさんでも続けやすい家電です。

気になる質問

✅失敗例について

シュフコ

パンがうまく焼けなかったことはありますか?

ゆみなか

期限切れのドライイーストを気づかずに使い続けていて、膨らまないことに悩んでいました。

もし膨らまないときは、念のため期限を確認してみてくださいね

ゆみなか

ほかにも、

  • 計量は書かれている量を守る
  • 気温によって水の温度を調整する(夏は冷水を使用)
  • 焼きあがったら、早めに型から外して冷ます

なども大事です。

✅ 必要な道具について

シュフコ

作るときに、どんな道具が必要になりますか?

ゆみなか
  • 計量器
  • 焼き上がって冷ますための網
  • ミトン
  • パン切りバサミ
ゆみなか

あと、バターを一気にカットできるバターカッターを使うと便利です。

1ブロックにつき、約5g。

カットしたあと、ジップ袋に入れて冷凍庫で保存しています。

(ナイフでカットするのは地味に大変…)

(バターカッターだと、一気に全部 5gにカットできる)

🔸バターカッター(オークス)

ゆみなか

計量器は、0.1〜0.5g 単位で量れるものがおすすめです

(タニタの計量器)

🔸タニタ クッキングスケール(0.1g単位 3kgまで計れるタイプ)

料理用の三徳包丁ではパンを切るのはむずかしいので、パンやケーキ用の包丁があるとスムーズにカットできます。

(↑ケーキ用の長い包丁を活用中)
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ちなみに、細長くカットして、ジャムを塗るより付けて食べると手や口がベタベタと汚れにくい。

小さなお子さんも食べやすくなります。

✅その他

シュフコ

ホームベーカリーで作れるサイズを教えてください

ゆみなか

0.5斤やシングルサイズのみ(1斤専用)の機種もあれば、1斤/1.5斤/2斤から選べる切替式の機種もあります。

シュフコ

購入するときにチェックすべき内容は他にもありますか?

ゆみなか

メニューの番号のみ表示されるタイプや、操作がわかりやすい名前表示タイプもあるので確認が必要です。

あとは、次のような内容も。

  • お餅など、作りたいメニューが搭載されているか
  • タイマー機能の有無
  • 朝食用にタイマー設定するなら、夜中でもOKな静音機能がついているか
  • 最後までお任せしたいなら、イーストと具材の自動投入機能が付いているか
  • 早く焼き上げたいなら、焼き上がる時間が短い機種を探す
  • 焼き色も楽しみたい場合、焼き色調整機能があるかどうか
  • 水の温度調整が面倒なら、温度センサー付きがあると便利
  • 「生地コース」があるかどうか
    →取り出して自分で分割・成形し、オーブンで焼ける(生地を取り出すタイミングを自分で見計らう機種もアリ)
シュフコ

ほかに、購入して良かったと思うことは?

ゆみなか

手土産に手作りパンを用意できることです。

持参したら、きっと喜ばれると思います!

価格帯おすすめホームベーカリー紹介

(※2025年現在の価格)

シュフコ

ホームベーカリーって、値段にすごく幅がありますよね。

価格ごとのおすすめってありますか?

ゆみなか

私は廃盤になっているパナソニックのホームベーカリーを愛用していますが、レビューや人気度から“使いやすそう”と感じたものを紹介しますね。

💰 1万円以下:とにかく試してみたい人向け

◾️simplus ホームベーカリー SP-HBD01

  • 7,000円前後と手頃な価格で購入しやすい
  • 1斤・2斤どちらも焼ける切替式で便利
  • タイマー付きで朝に焼きたてパンが楽しめる
  • レビューでは「コスパが良い」「コンパクトで置きやすい」と高評価
    👉 一方で「焼き色が薄め」「音が大きい」との声もありますが、気軽にホームベーカリーを始めたい人にぴったりの一台

💰 1〜2万円前後:コスパ重視でしっかり使いたい

◾️アイリスオーヤマ IBM-010-C

  • 1万円台で買えるコスパの良さ
  • 食パン・米粉パン・ピザ生地・ジャムまで作れる多機能モデル
  • シンプル操作で、取扱説明書を見なくても直感的に使いやすい
  • レビューでは「値段以上の満足感」「毎日使える手軽さ」と高評価
    👉 一方で「音が少し大きい」「パンの焼き上がりにムラが出ることもある」との声も。
    それでも、コスパ重視で長く使いたい人に人気の一台です。

◾️シロカ SHB-712

  • 2万円以内の価格帯
  • 操作がとてもシンプルで、初めてでも迷わない
  • 予約タイマー付きで、朝に焼きたてパンが楽しめる
  • レビューでは「気軽に使える」「コスパがいい」と高評価
    👉 音の大きさや焼きムラが気になる声もあるけれど、初めてのホームベーカリーとしては十分満足できる一台

💰 4万円台:機能性重視・失敗したくない人向け

◾️パナソニック SD-MDX4

  • 約4万5千円と高価格帯だが、その分仕上がりが本格的
  • 43メニュー搭載、低糖質パンや生食パンにも対応
  • イースト自動投入や温度センサー付きで失敗しにくい
  • レビューでは「パン屋さんのようなふんわり食感」「感動する焼き上がり」と高評価
    👉 一方で「値段が高い」「サイズが大きい」との声もありますが、
    パン作りを長く楽しみたい人や、クオリティ重視の人に選ばれている一台

💰 7〜8万円前後:高級モデル・こだわり派向け

◾️パナソニック SD-MDX102

  • 約7〜8万円と高級モデルだが、その分仕上がりはプロ級
  • 41メニュー搭載で、生食パンやおうち乃が美の味に対応
  • イースト・具材の自動投入や温度センサーで失敗しにくい
  • レビューでは「ふんわり食感が感動的」「パン屋のような味が再現できる」と高評価
    👉 こちらも「価格がかなり高い」「サイズが大きい」との声もありますが、
    パンの味や食感にとことんこだわりたい人に選ばれている一台

ゆみなか

新品にこだわらなくても大丈夫。

使いたい機能をチェックしながら、長く使える一台を見つけてみてください

ゆみなか

もし中古や型落ちを選ぶときは、

・保証が付いているか

・内釜や羽根の状態はどうか

・説明書や付属品が揃っているか

このあたりをチェックしてから選ぶと安心です

ホームベーカリーメニュー

シュフコ

ホームベーカリーでどんなパンを作っていますか?

ゆみなか

わが家では、全粒粉パンをメインに作っています。

作りすぎ(?)で壊れてしまったソフトパンも、よく作ってました。

卵マヨを乗せたり挟んだりして食べるのもおすすめですよ〜♪

(全粒粉パン)

卵のせトースト

(卵マヨのせトースト)

卵マヨは子どもも大人も大好きな定番メニュー。

作り置きしておけば、朝食やお弁当にも大活躍します。

👉 詳しいレシピはクックパッドで公開中です。
卵マヨの作り方はこちら

成形パン

(シナモンロールとチョコ入りパン)

“こね”や発酵まではホームベーカリーにお任せして、自分で成形したパンをオーブンで焼いて楽しめます。

まとめ

家中に広がる焼きたてのパンの香りは、しあわせな気持ちにさせてくれます。

そんなホームベーカリーは、ズボラさんでも“工夫次第で楽しく続けられる家電”です。

パン作りは大変そうに見えても、実は材料を入れて待つだけ。

毎日の暮らしに、小さな楽しみをプラスするきっかけにしてみてくださいね。

シュフコ

ホームベーカリーって思ったより手軽なんですね。

他にも、ラクできる家電ってありますか?

ゆみなか

豆乳やスープが簡単に作れる“ソイリッチ”もおすすめです。

レビュー記事にまとめているので、よかったら読んでみてくださいね。

ABOUT US
ゆみなか
ゆみなか時短家事 × 整理収納アドバイザー
25年以上の主婦歴と、2人息子の子育て経験を活かして、 家事と片づけを“がんばりすぎずに回すコツ”をブログや電子書籍で発信しています。 🌸整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーターExpert、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級 (掃除)