換気扇の掃除方法|シロッコファンの油汚れを落とす手順と道具

換気扇掃除のアイキャッチ画像

キッチンの換気扇って、ベタベタ油やホコリで汚れがたまりやすいのに、掃除はついつい後回しにしてしまいますよね。

じつはわが家の換気扇も、「油が固まって取り外せないから…」と理由をつけて、気づけば10年以上放置していました。

そんな換気扇をついに外して掃除することに成功したので、その方法をシェアします。

掃除の手順

①換気扇ファンを取り外す

わが家の換気扇の種類は、シロッコファン。

多数の縦長の羽が円筒状についているタイプなんですが、まずは付着した油でつまみが回らず、ファンを取り外す必要がありました。

取り外す試みは、今回で3回目。

潤滑油を注してからドライヤーでしっかり温めると、10数年ぶりに取り外すことに成功しました。

(↑潤滑剤を注す)

⬇️

(↑5分くらい温風を当てる)
ゆみなか

外れたときは嬉しかった…

このとき、ゴム手袋を使うと手の汚れ防止と滑り止め効果でしっかり回せます。

(*外す時のつまみを回す方向は、左回りでなく右回りの点も注意)

②シロッコファンの油汚れを落とす

ファン掃除のヘラを使って、固まった油をこそぎ取ります。

(↑びっくりするほどこびり付いていた油)

ファンの隙間は狭くて独特の形をしているので、専用の道具を使った方が効率的に落とせます。

③食器用洗剤とお湯で油で洗浄する

大まかに汚れを取ったあとは、食器用洗剤で洗う。

お湯に浸しながら洗うと落ちやすく、破れないタイプのキッチンペーパーを使いました。

④食洗機で洗う(使える場合)

次は、(塗装が剥げることを覚悟で)食洗機のチカラを借りました。

油が排水管に流れ込まないように、ゴミ受け部分に水切りネットを取り付けます。

(↑ゴミ受けに水切りネットを被せる)

⑤強力タイプの洗剤で仕上げる

食洗機でも取りきれなかった油汚れは、「なまはげ」という泡タイプの強力な洗剤を使用。

ラップを下に敷くと、泡が留まり流れ出ません。

⑥ブラシで細かい部分を磨く

しばらく放置すると油が溶けた状態になるので、細いブラシを使って磨きます。

汚れの付いたラップはクルクルと包んで燃えるゴミへ。

最後はお湯で流します。

ゆみなか

10年以上の油汚れが取れてスッキリしました〜

使用した掃除道具のまとめ

⚫︎ ドライヤー

⚫︎ 潤滑剤

⚫︎ 親方棒 (ファン掃除用のヘラ)

⚫︎ なまはげ(油落とし)

⚫︎ 中栓洗い用スティック(セリア)

⚫︎ ゴム手袋や新聞紙やラップなど

シュフコ

掃除で気をつけることはありますか?

ゆみなか

シンクも食洗機も、排水口にそのまま流すとつまりの原因になるので気をつけてください

食洗機を使用する場合は、最後の仕上げに使った方がいいかもしれません。

⊹ ⊹ ⊹

長年放置していた換気扇も、思い切って掃除してみれば、案外なんとかなるもの。

ずっと気になる所がキレイになったときの達成感は、格別です。

この記事が、掃除のきっかけになれば嬉しいです。

シュフコ

毎日使うお風呂掃除のコツも知りたいです

ゆみなか

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ゆみなか
ゆみなか時短家事 × 整理収納アドバイザー
25年以上の主婦歴と、2人息子の子育て経験を活かして、 家事と片づけを“がんばりすぎずに回すコツ”をブログや電子書籍で発信しています。 🌸整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーターExpert、防災備蓄収納1級プランナー、クリンネスト1級 (掃除)