
スムーズに開け閉めできる保存アイテムを使うと、その分時短になります
忙しいときに料理を作っていると、「少しでも早く作れるようになりたい」と思いますよね。
そんなときに役立つ一つは、食材を保存している容器や袋を早く、ラクに、開け閉めすること。
とくに料理は、食材や調味料などを「開けて閉める」の多い作業。
この開閉を素早くできれば、その分時短につながります。
そこでこの記事では、わが家で取り入れている便利な保存アイテムを、どのようなものに使っているかをいくつか紹介します。
おすすめの保存アイテム

どのような容器や袋を選ぶといいですか?

開閉がラクになるポイントは、
- 片手で開け閉めができる
- 中身を出すときに、こぼれにくい
- 持ちやすい
- 重すぎない
- 軽い力で行える
- 素早く開閉できる など
このようなを点を意識して、選んでみてください。
キャニスター
軽い力で、パコッと開閉できる。
使用例①:ナッツやシリアルなど

たとえば、ナッツやシリアル入れに。
わが家では、入っている袋のまま使っていました。
ある時期に息子が朝食やおやつによく食べるようになったので、レバーを動かすだけで開け閉めができるキャニスター(細長タイプ)を使ってみることに。
透明なのでどのくらい残っているのかが一目でわかり、細長いタイプだと持ちやすくてお皿にも入れやすい。

子どもでも簡単に扱えるので、これ、息子たちが小さい頃から使っていれば良かったなぁと思います。
不便なのは、中に入れている乾燥剤が、逆さにして取り出すときに一緒に出てしまうこと…

そこで、フタの裏に乾燥剤を強力両面テープで貼り付けてみたところ、、

これが、思った以上に便利でした♪

乾燥剤が取り付けられる凹みが付いてたらいいですね〜
使用例:片栗粉
ほかには、片栗粉や小麦粉を入れるのもおすすめです。
袋口をクリップで止めていたときに、一度粉虫が発生したことがありました(汗)
袋ごと入れるタッパー保存は、少し蓋が開きにくかったので。
そこで、軽い力で開け閉めできるキャニスターを使うことに↓

ガラス製は重さがあってズレにくく、こぼす回数も減ったことで、拭き取る手間も以前より減りました。
*蓋と一体型になっているタイプも使いやすいです↓

こちらは食材ではなく、洗濯洗剤用のジェルボール入れに使用中↓

スライド付きのジップ袋

スライドのジップ袋は、つまみでスムーズに開け閉めができる収納・保存袋。
密封はできないけれど、スムーズに開閉できるのがありがたい。
使用例:お弁当のおかず

まずは、保冷剤代わりにもなる自然解凍OKな揚げもの類。
温め用のプラカップを、毎回「点線に沿ってちぎる→ゴミ箱に捨てる」の手間も省けました。
使用例:市販の冷凍食品

ほかには、冷凍袋に入っているほうれん草や唐揚げ、エビ、フライドポテトなど。
袋の上側をハサミでカットし、一回り大きめの袋にスポッと入れます。
クリップで止めるよりもラクに開閉できるので、今ではこの方法以外考えられません(笑)
使用例:カットした食材や期限の近いもの

たとえば、カット冷凍した玉ねぎ、バター、生姜の千切りなど。
そして、消費期限の近づいたチクワやチーズなど。
並べて収納するときは、同じ袋で統一すれば見た目もスッキリします↓


ジップ袋が長すぎて、短くして使いたいときがあります

袋を短くしたいなら、フードシーラーを使うと簡単ですよ〜♪

方法① フードシーラーの[シール]機能を使う

① 希望の位置で、ジップ袋をシールする
②余った部分をハサミでカットする
方法② 卓上シーラーを使う

① 希望の位置で、ジップ袋をシールする
② シールしたらすぐに、手でペリペリ〜と剥がす
この卓上シーラーは、ハサミを使わなくても簡単に取れます↓

思いつきでやってみたところ、予想以上に便利でした。
しかも、水を入れてもほとんどこぼれないほど、しっかりくっ付きます。

現在は販売されていないのか、探したけれど見つけられなくて残念……

壊れてもまた購入したいので、再販してほしい
もし、シーラー機がなくても大丈夫です。スプーンや包丁の背をライターで炙って袋に押し付けて溶かすと、同じようにカットできるみたいです。
片手式キャップ

小さいものだと片手でパコンと開け閉めできる、ワンタッチキャップ。
片手が汚れていても反対の手で使えるので、手を洗う手間も省けます。
使用例:調味料入れ(粉、粒)

たとえば炒りごま、すりごま、中華だし、塩、塩胡椒、粒ガーリックなど。
両手で開ける容器に入っていたら、なるべく片手タイプのものに移し替えるようにしています。
レシピに必要な調味料が多いときほど、ワンタッチの便利さを実感。

使用例:調味料入れ(液体)

開け閉めが早くなるうえに、出る量を調節できる液体用ボトルキャップ。
そこで、ボトル醤油にもワンタッチ式に付け替えてみました。
使ったのは、セリアで購入した「しょうゆボトルキャップ」↓

わが家で使っている醤油は大容量で、傾けるとドバッと出てしまうこともあったので、これも早く使っていれば良かったです。
使用例:薬味チューブ

チューブタイプにもワンタッチで開けれるグッズがあると知り、ダイソーで購入しました。

最後まで絞り出せるように、出口部分が指で押さえられる形になっています。

使いかけのチューブに嵌め込むと、中身がブチュっと飛び出てしまったので、取り付けるときは気をつけてください。
ペットボトル
液体だけじゃなく、粉や粒の食材にも使えるペットボトル容器。
使用例:小麦粉など

揚げ物用によく使う小麦粉と天ぷら粉を、大きめの四角いペットボトルに詰め替えて使用しています。
その理由は、次の3つ。
一つ目は、冷蔵庫の上段に重ねて収納できるから。

二つ目は、片手が汚れていても、脇に挟んでキャップを開け閉めできること。
三つ目は、振りながら適量を出しやすいため。

生姜湯やきな粉なども、ペットボトルに入れているとスプーンを使わずに出すことができます。
使用例:ネギやかつお節などの薬味類

ネギとかつお節と天かすセットは、うどんやお蕎麦、ソーメン、冷奴、お味噌汁など料理の仕上げに欠かせません。
とくに溶けやすい冷凍ネギは、出し入れの時間勝負!
そこで広口タイプのペットボトルに詰め替えて冷凍保存しています。
🔸関連記事(note)
【セット収納】出し入れもラクで作業効率もアップする方法

このように、食材の保存アイテムを変えてみることで料理中の出し入れの作業がスムーズになります。
開け閉めしづらいと、感じながら何度も繰り返すと、料理が面倒に感じてしまうことも。
もしそのような容器を使っていたら、時短になるグッズをぜひ一度試してみてくださいね。
あなたの家事が、よりラクで、より楽しいものになりますように・゚
料理の時短に役立つ、おすすめの保存グッズはありますか?