今日からできる!主婦目線のかんたん防災対策7選

「防災って、大切なのはわかってるけど…何から始めたらいいの?」

そんなふうに感じている方、多いのではないでしょうか。

私も、そのひとりでした。

でも、毎日の暮らしの中で、ちょっと意識するだけでできることが、実はたくさんあるんです。

特別な知識や道具がなくても、今日から始められることばかり。

そこで今回は、主婦の目線で考えた「家の中でできる防災対策」を7つご紹介します。

⒈まずはここから!家具の転倒を防ぐ簡単チェック

背の高い棚や食器棚、テレビなどは地震で倒れやすくて、とっても危険。

キッチンや寝室など、まずはよく使う場所から優先的に固定していきます。

ただ、しっかりとした耐震グッズをまとめて買うと、割高になるのが悩みどころ…

100円ショップの耐震グッズでも十分効果があるので、場所によって使い分けても◎

(↑つっぱり棒)
(↑ダイソーの「結束バンド」+「ピタッと貼れる取っ手」)

一番良いのは、モノを減らして低い家具に変える、もしくは取り除くこと。

以前断捨離をしたときに、気になっていた背の高い本棚を撤去したら、圧迫感もなくなりました。

主婦ポイント: 掃除のついでに家具の配置やぐらつきをチェック!

2. いざという時にすぐ持てる!非常袋の見直しポイント

「非常用持ち出し袋には何を入れたらいいの?」と悩んでいました。

用意するべきものをいろいろと調べていると、2段階で用意するといいんだそう。

まずは、緊急用。そのあとの、生活用というように。

そこで、緊急用の袋に入れたものがこちら↓

持ち出しリスト

⚫︎ 小型ラジオ
⚫︎ 充電器(電池式)
⚫︎ 笛
⚫︎ ライト
⚫︎ 圧縮タオル
⚫︎ マスク
⚫︎ ポリ袋
⚫︎ メモ帳&ペン
⚫︎ お金(小銭と紙幣)
⚫︎ ハサミ
⚫︎ マルチツール
⚫︎ ポンチョ
⚫︎ ロープ
⚫︎ 軍手&ゴム手袋
⚫︎ ティッシュ
⚫︎ カットバン
⚫︎ 除菌シート
⚫︎ エマージェンシーシート
⚫︎ カイロ
⚫︎ ナプキン
⚫︎ トイレ凝固剤
⚫︎ コンパクトジャンバー
⚫︎ 住所や名前を書いたカード
⚫︎ ペットボトルの水(500ml)やえいようかん など

心配性なので、アレもコレもと増えてしまいました。

ご家庭によって必要ならば、常備薬なども忘れずに。

非常用持ち出し袋は、いざという時にサッとっ持って出られるようにしたいので、玄関や階段下など、「すぐ取れる場所」に移動させます。

ゆみなか

靴箱の中だと、ふだんは目立たなくておすすめです

主婦ポイント: 季節の変わり目に中身の見直しを!

3. 「いつもの食材でOK!ローリングストックの始め方

たくさん備えていた保存食の期限が近づいてくると、食べなれていないものは、消費するのは意外と大変。

非常時にも、「いつもの味」が食べられるとホッとするはず。

そこで、缶詰・レトルト・乾物など種類も増やしつつ、少し多めにストックしながら古いものから使って補充する「ローリングストック」がベスト。

(↑種類の豊富なレトルト食品)

今日は料理を作るのを休みたい…

そんな時は、「防災食の消費デイ」にしちゃいましょう♪

主婦ポイント: 献立を決める時に在庫もチェック!

4. 家族で話そう!避難場所と連絡手段の共有

災害時に集まる場所や、連絡手段を事前に話し合うことも、防災対策のひとつです。

スマホが見れなくなった状況も考えて、番号をメモした紙を財布などに入れて持ち歩くのもいいですね。

家から避難をするときに、「出る前にすることリスト」を書いておけば、忘れ予防になります。

することリスト

⬜︎ ブレーカーを落とす
⬜︎ ガスの元栓を閉める
⬜︎ トイレや浴室の水の逆流対策をする など

主婦ポイント:自転車のタイヤの空気や、車のガソリンも早めに補充を!

5. 停電対策に!ライト・ラジオ・充電器の確認

真夜中の停電時は、「視界の確保」がとにかく大事!

備えとして、懐中電灯などは寝室・リビングなどに1つずつ用意をしておきます。

また、階段や廊下などセンサー式のライトにしていると、両手が使えて安心。

電気のスイッチを押さなくても、やさしい灯りで照らしてくれるので、夜中にトイレに行くときなどに重宝しています。

(↑電池式のセンサーライト)

ほかには、外出先でもスマホの充電ができるモバイルバッテリーは必須アイテム。

電池式やソーラータイプのラジオも、1台あると心強いですね。

主婦ポイント: 電池切れの確認も習慣に!

6. 火事や感電を防ぐ!元栓&ブレーカーの場所は大丈夫?

災害時は、火災や感電を防ぐために元栓・ブレーカーを切ることも忘れてはいけないことの一つです。

ブレーカーのスイッチが手が届かない場合であれば、脚立やつまみを引っ掛けられる棒を近くに置いておくと、素早く対応できます。

揺れを感じたら自動でスイッチが落ちる、便利なアイテムを利用しても。

主婦ポイント: 家族にも場所を説明しておくと、いざという時安心!

7.割れても安心! 窓ガラスの飛散防止アイデア

地震や台風でガラスが割れると、大けがの原因に。

ベッドや布団の側の窓だと、寝ているときはよけいに不安…

そこで、飛散防止フィルムを貼ったり、カーテンを閉めておくことでガラスの飛び散りを防げます。

主婦ポイント: カーテンの閉め忘れを防ぐ習慣づけが大切!

【まとめ】

このように、いざという時の安全を守るためには、ちょっとした工夫と気づきでできることばかり。

毎日の暮らしの中で「家族を守る準備」を整えておくことが、何よりの安心につながります。

「完璧な備え」でなくても大丈夫。

今週は1つ、来週はもう1つ…というように、ぜひできることから始めてみてくださいね。

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ほかにも防災に役立つアイテムはありますか?

ゆみなか

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ゆみなか
ゆみなか時短家事&片づけアドバイザー
25年の主婦歴と、2人の息子の子育て経験を活かして、 家事と片づけを“がんばりすぎずに回すコツ”をブログや電子書籍で発信しています。 整理収納アドバイザー・時短家事コーディネーター。