こんにちは!効率化オタク主婦のゆみなか(➡プロフィール)です。
今回は、今まで「面倒だなーと」感じていた、ささみの筋取りが楽しくなったというとっておきの方法をシェアしたいと思います。
牛肉に比べるとお値段的にもやさしいささみのお肉。とり天やしそ巻きフライなど、いろいろなおいしい料理に使える食材ですよね。
このささみに関して困ることといえば、かたい筋を取るのに手間どってしまうこと。
スーパーのお肉コーナーで鶏肉や豚肉などを見ながら、「ささみは好きなんだけど、筋を取るのが面倒だからほかの食材を選ぼう」といった経験もあるのでは?
筋は食べても問題はないけれど、残したまま調理すると肉が硬くなってしまったり、食感もよくないのでできればやっぱり取り除きたい。
その筋を取る方法といえば、筋に切れ目を入れて包丁🔪で削ぎ取ったり、わりばしやフォークに挟みながら引っ張るなどがあります。
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割りばしが弱いと、引っ張る力に耐えきれなくて折れてしまうこともしばしば。
包丁は高い確率で(わたしの場合ですが)、途中で筋が切れてしまったり、身の部分まで削り取ってしまいます。
ツルツルとした短い筋をつまむのもむずかしく、すべり止めとしてキッチンペーパーを毎回何枚も使い捨てるのも、なんか、もったいない。
そこで、もっと簡単に取れる方法はないかなと考えているときに、この方法を思いつきました。
失敗率も少なくて、まな板と包丁も使わないのもおススメポイントです。
※いつもささみが入っている食品トレーの上でおこなっていますが、今回はまな板を使用。
普段から「筋取りが苦手だなぁ」と感じていましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
使用する道具
使用する道具は、キッチングッズの次の2つ。
- しぼレトルトへら[キャンドゥ(百円ショップ)]
- 魚ッ平(さかなっぺ)[ベルモント]
しぼレトルトへら は、チューブやレトルト食品を最後まで絞り出すためのグッズです。
魚ッ平は、包丁を使わずに小さめのアジなどの魚を三枚におろすための道具。
またツルツルと滑るイカの皮を剝いだり、細い骨も取り除けたりもできます。
それではこの便利な2つの道具を使いながら、ささみの筋を取り除く様子をお伝えしていきます♪
筋の取り方
筋を取る方法は、3ステップだけ。
まずは、ちょこっと出ている筋を、魚ッ平でしっかりと挟みます。
➁ ヘラのすき間に、筋を差し込む
筋が上、または手前になるように置いて、先端をヘラから出す。
③ 引き抜く
筋が抜けないようにしっかりと掴んだまま、ヘラは下↓に、魚ッ平は上↑へと動かしましょう。
またはヘラをまな板に押し付けた状態にして、魚ッ平をグイっと引き上げてもオーケイ。
コツは、筋の向きに注意すること。
やりにくいと感じたら、ヘラやスジの向きを変えてみたり、小刻みに動かしてみたりと試してみてください。
ささみのなかには、「テコでも動かないぞ!」っていうような、ガッチリと身にくっついている筋がたまにあります(笑)。
そんなときは、魚ッ平を何度もカチカチと挟みながら、少しずつ身から外すようにしてみてください。
筋に身が残ったら、そぎ落とすという感じで取り切ります。
実際にやり比べてみて、やりやすいと感じる方を選んでくださいね。
また、へらはカーブの盛り上がっている面を上にした方が取れやすいように感じます。
タイムを計ってみた
どのくらいの時間で筋を取れるのかを、今回タイマーで計ってみました。
(ささみの数は6本で)
すると、結果は1分半ほど。
うーん、、、包丁と比べると時間は遅いかもしれません。スピードを重視するときは、包丁の方が早そうです。
状況によって、方法を変えていくのもいいですね。
おまけ
筋を取ったささみをポリ袋で保存したいときは、『ポリ袋エコホルダー』を使うと便利です。
たとえばポリ袋にささみと調味料を混ぜ込んで、下味をしばらくつけたいときなどに。
ちなみにこの商品は、ポリ袋をかぶせて卓上のゴミ箱として使用したり、コップなどを掛けて乾燥させたりするもの。
【使い方】
① 筋取りをおこなう前に、エコホルダーにポリ袋をセットしておく。
➁ 筋を取ったささみを、そのまま袋へ入れていく。
最後に調味料を入れ混ぜて、下味がつくまで冷蔵庫で保存します。
そのあと片栗粉を入れて、シャカシャカとまんべんなくまぶして油で揚げれば、ボウルなどの洗いものを出さずに唐揚げを作ることができるというわけ♪
エコホルダーはポリ袋の口を大きく開いた状態で固定してくれるので、お肉やカットした野菜、計量した粉類を袋に入れるのがとってもラク。
もともとはキッチン台に置いてゴミボックスとして使用してたんですが、あまりに便利だったので食品入れ用として追加で2つ購入しました。
ポリ袋のほかに、ジップ袋にも使えます。
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もうひとつ、お気に入りの『魚ッ平』の魅力を付け加えると、柔らかいささみの身をハサミのようにカットができること♪
探せば、なにかほかの使い方にも活用できそうです。
ささみについて
ささみについての雑学を、少しだけご紹介。
- ささみは、胸肉の内側についている部分のお肉。
- 名前の由来は、笹の葉に似ていることからきている。漢字で書くと「笹身」。
- 高たんぱく低カロリー。脂肪をほどんど含まないうえに(1%未満)、たんぱく質は非常に高い。
- 消化にも良いので、胃腸が弱っているときにも向いている。
- ダイエットや、筋トレに励む人におすすめ。
- ビタミンが豊富。
- 疲労回復に必要な『イミダゾールペプチド』が含まれている。
- 粘膜や皮膚を健康に保つ、血行を促進する、二日酔いを防ぐ効果のある『ナイアシン(ビタミンB群の一種)』を多く含んでいる。
いかがだったでしょうか?
レトルト食品を絞り出すヘラと魚の身をおろす道具を使って、ささみの筋取りをする方法をご紹介してみました。
今回使用した道具以外でも、しっかりと筋を挟めるものや細いすき間のある道具であれば、同じように応用できると思います。
めんどうだった筋取りをラクにおこないながら、ぜひたくさん、おいしいささみ料理を楽しんでくださいね♪
これからささみレシピが増えそう~
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① 魚ッ平で筋を挟む