こんにちは!時短家事コーディネーターのゆみなか(→プロフィール)です。
この記事は「毎日のお風呂掃除をもっと簡単にしたい」と思っている方が読んでくださっていると思います。
カビやヌルヌル、ザラザラする石鹼カス、鏡のうろこ、カリカリになった水アカたち。
しつこい汚れに変化した汚れって、取り除くのに手間も時間もかかって掃除が大変になってしまいますよね(汗)。
できることなら軽い汚れのうちに取り去って、毎日キレイなお風呂をキープしたい!
そこで今回は毎日のお風呂掃除をラクにするための3つのポイントをまとめました。
毎日のお風呂掃除をラクにする3つのポイント
- 汚れが軽いうちに落とす
- 掃除が簡単になるしくみにする
- 汚れを予防する
詳しく説明していきますね。
汚れが軽いうちに落とす
掃除をラクにする秘訣は、やはり、汚れが軽いうちに落とすこと。
しつこい汚れになってから掃除をすると、力を入れてゴシゴシ磨いたり、洗剤を付けてしばらく時間をおいたり、いろんな種類の洗剤や道具が必要になってしまいます。
これって、体力も時間もお金もかかってしまって非・効率的。
そして掃除する期間を空ければ空けるほど、ゴムパッキンなどに発生する黒カビや、排水口から漂う『なんかクサい……』っていうニオイもだんだんと強くなってくる。
「さぁ、今日はしっかり掃除するぞ!」と定期的に小さな気合いを入れるのも、ちょっとしんどくないですか?
でも毎日こまめ掃除すれば汚れもすぐ落ちるし、洗剤もほとんど必要ありません。
ずっと「毎日掃除するなんてめんどうすぎる」と思っていたけれど、こまめに掃除を続けてみたら、このほうがずっとラクだったなと実感中です。
忘れがちになるけれど、やはり「掃除は軽いうちに落とす」が時短掃除のカギになるんですよね。
掃除が簡単になるしくみにする
掃除に時間をかけないようにするために、どんどん「掃除しやすい状態」にしていきます。
そこで浴室では、次の3点に気をつけてみてください。
- モノを少なくする
- 掃除に適した形状のモノを選ぶ
- 水切りできる収納にする
① モノを少なくする
掃除をラクにするためには、モノを減らすことが一番手っ取り早いです。
なぜなら、言わずもがなモノが減ることで、「持ちあげる」「磨く」「拭く」などの動作が減って汚れが付く面積も少なくなるから。
お風呂場にモノをたくさん置いていたときって、時間がかかるからとにかく掃除するのがおっくうでした。
必要なものはもちろんムリして省く必要はないけれど、あまり使っていないモノなどはできるだけ減らすことでどんどん掃除の手間も減っていきますよ♪
取り除く
浴室内のモノを減らす方法として、まずは不必要なものを取り除いていきます。
「これって本当に必要かな?」とあらためてチェックしてみると、じつはなくても意外と大丈夫だったりするんですよね。
そこで、お風呂場に置いていたグッズを省いてみたのが次のモノたち。
- シャンプー類置きのトレー(3コ分)
- 泡立てネット
- 浴室洗剤
- 掃除用ミニブラシ
- 洗顔フォーム など
備え付けのトレーはモノを置くのは便利なんだけど、ズボラゆえ掃除の面ではジミに大変だと感じてました。
まず置いているシャンプー類をのけて、壁から取り外し、ブラシとスポンジを使ってキレイにし、そして壁に取り付けて、シャンプー類を元に戻す。
アクション数でいうと5アクション。わが家の場合はこれを3回おこないます。
なので、思い切って取り外して正解でした。
あと、私ひとりだとさらにボディーソープ、シャンプー・コンディショナー(←トリートメントで十分なので)も取ると思います。あと、風呂蓋もいらないかな?
使う頻度の少ないものは一度試してみて、不便を感じないならそのまま取り除いてみるのもいいかもしれません。
たとえば、次のようなもの↓
- ひとり暮らしの人は保温するための「風呂蓋」を。
- 背が高くて天井まで手が届いたり、座らなくても平気な人は「風呂用のイス」を。
- ボディーソープと石鹸を両方使っている人はどちらかひとつを選ぶなど。
モノが少ないと、掃除がほんとーにラク!
なのでモノを溜めこみがちな私でも、浴室とトイレだけは必要最小限のモノしか置かないように決めています(笑)。
持ち込み式にする
自分しか使わないものは入浴時に持ち込むと浴室に常に置かなくてすむので、掃除の面でラクになります。
そこで、いまは夫さんや息子たちにも髭剃りや個人専用のシャンプーなどはお風呂に入るときに持参してもらっています。
「面倒に感じてイヤがるかな?」とはじめは心配したけど、慣れると大丈夫でした。ホッ。
- メイク落とし
- 髭剃り
- 息子専用のシャンプー
- カビキラー
- 頭皮用マッサージ など
髭剃りをお風呂場に置いていると錆びてしまうこともあったので、持ち込み式に変えて良かったです。
ひとり暮らしや持ち込む数が多い場合は、温泉に行くときみたいにまとめてカゴに入れるのもいいですね♪
② 汚れが落ちやすい材質・形を選ぶ
あらかじめ掃除しやすい形・材質のものを選んでおくと汚れが付きにくく、掃除も早くなります。
浴室で使うもので「替えて良かったー」と思う私のイチオシグッズは、ズバリ、排水口ゴミ受け!
なにこれ! 髪の毛がツルンと取れるんだけど!
が、はじめて使ったときに心の中で叫んだセリフ(笑)。
ステンレス製の方は、表面は凸凹がなくツルンとなめらか。スポンジだけでキレイに磨けるのでミニブラシが必要なくなりました。
裏側↓
受け皿に溜まった髪などのゴミをシャワーを当てながら指先でクルクルすると、塊になって捨てやすいです。
ただ、ゴミ受けを持ち上げるときに指でつまむ部分が少し小さいのがちょっと残念だけど……。
そして、もう1つのお気に入りは「バスタブの蓋」。
じつはこの記事を書いている時期に、10年以上使っていたバスタブの蓋がちょうど壊れてしまいました(泣)。
そこでホームセンターへ行くと、いいものを発見。
購入したのがこちら↓
写真を見ておわかりの通り、ブラシやスポンジで磨きやすいように丸く膨らんだカタチになっているんです。
使ってみると思った以上にスムーズに磨けます。おかげでカビ取り剤を使用する頻度がもっと下がりそう。ヤッター♪
こんなふうにモノを購入するときは、掃除しやすい形状を選ぶことで毎日の掃除の時短につながります。
③ 水切りできる収納にする
水切れを良くするとやっかいなカビやヌルヌルが付きにくくなるから、そのぶん掃除がラクになります。
自然と乾いてくれるので、これを取り入れないわけにはいきませんよね♪
私にとって水分が多い場所ではモノはできるだけ直置きしないのが鉄則!
水切りする方法は、「浮かす」「吊るす」「傾ける」「立て掛ける」などいろいろあります。
フックに吊り下げたり、磁石付きのグッズで壁に張りつけたり、斜めに立て掛けたり。
いろんな方法があって迷ってしまうけど、それぞれの浴室条件や好みに合うものを選んでみてください。
注意点は、吊り下げられる十分な強度があるかチェックしておくこと。
はじめはしっかり止まっていても、時間が経つとズリズリ~とずり落ちてきたり、いきなりフックもろとも落ちてしまったので(汗)。
- 洗面器
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- トリートメント(チューブ)
- 石けん
- 排水口カバー など
汚れ予防をする
最後のポイントは、汚れの予防対策をしておくこと。
あらかじめ予防対策をすることで汚れが落としやすくなったり、カビやニオイの発生を遅らすことができます。
お風呂を使用するかぎりカビや水アカや石鹸カス、鏡のうろこ等の汚れが「育つ・付く・発生する」のはしかたがない。
でも、できるだけ手間と時間と体力はかけたくない。
だって、めんどうだもの(笑)。
なので、それぞれしっかり予防しておきましょう♪
カビ・ヌメリ対策
・換気する
・水切り・水拭きする
・カビ予防剤を使う
水アカ対策
・撥水加工してコーティングする
鏡のうろこ対策
・コーティングする
・曇り止めシートを貼る
・水滴を残さない
ホコリ対策
・ドアの部分にマスキングテープを貼る。
百円ショップでも売られている真っ白いマスキングテープを貼って、見た目も良くなりました♪
*まとめ*
水分の多い浴室は、いろんな汚れが混在して掃除に苦労するところ。
でも、「汚れをためない」「モノを減らす」「予防をする」ことで毎日の掃除をラクにおこなえるようになります。
おかげで、入浴中にカビやヌルヌルの生え具合を「まだОKかな?」「そろそろ掃除しないといけないかな?」と毎回おそるおそるチェックしていわたしが、なんとかこまめ掃除ができるようになりました(笑)。
そして、掃除を休むと落ち着かなくなるまでに(←お風呂限定)。
習慣って、すごいですね。
同じ悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
一番苦手だった排水口受けと中の掃除が苦にならなくなったのがうれしい♪