こんにちは。時短家事コーディネーターのゆみなか(➡プロフィール)です。
今回は、わが家でほぼ毎日活用している『ホットクック』について紹介します。
この商品はいろんなところで紹介されているので、気になっている人も多いのではないでしょうか。
同じくわたしも「手間が減る、時短になる」という評判のホットクックに興味をもって、思い切って購入した一人。
結論から言うと、ホットクックを購入して良かったです。
でも、購入するときは買おうかどうしようかと、数カ月ほど悩み続けました。
というのも、買ったあとに使い勝手がイメージしていたのと違って使う機会がだんだんと減ってしまったものや、手放した調理家電がいくつもあるから(泣)。
そして金額も当時6万円以上という、決して安いものではなかったこと。
なので、あらかじめ自分なりに調べたものの、やっぱりどこか不安な気持ちを抱えつつ購入。
そして実際に使いながら
「へ~~、こんな料理もできるんだ!」
「あれ?音量ってこんなに大きいの?」
「思っていたよりも時間がかかるなぁ」
など、あとから知ったこともあります。
便利な発見ならいいんだけれど、デメリットの方は少し残念感……。
そこでこの記事では
- ホットクックにはどんな機能があるの?
- 実際に使ってみて、気になる点や不便に思うことはなに?
- ホットクックで作れるおすすめ料理や、おすすめしない料理も知りたい。
- 付属品の使い方や洗い方は?
などの内容や感想などをホットクックの存在をはじめて知った人でもわかるように紹介します。
自分に合っているかどうか、ほしい機能が付いているか、作りたい料理などの参考にしてみてください。
新機能が備わったタイプも少しふれています。
※2019年製造の「KN-HW24E-W」を使用。
🔶参考:シャープ ヘルシオ ホットクック(機種:KN-HW24E)
ホットクックとは?
ホットクックって何ですか?
ヘルシオ ホットクックはシャープ(SHARP)の家電調理器具です。
正式な商品名は「水なし自動調理鍋」。
ホットクックの名前の由来は「ほっとく(放っておく)+クッキング(料理)」なんだとか。
名前の通り、(種類によって)食材を入れてボタンを押すだけで、自動でおいしい料理を作ってくれます。
食材から出る水分を活用するので、基本的にお水なしで作れます。
ただ、ホットクックは料理の種類によってはボタンを押したあと最後まで「ほっとけない」料理もあります。
たとえば、黒豆やだしや麺類。
これらは調理の途中で調味料を入れたり、食材を取り出したり、お湯が沸騰したら食材を入れる必要があるんですね。
そのタイミングは報知音が鳴って知らせてくれて、「食材を加えてください」と画面にも表示されるのでご安心を。
ただ、近くにいないと聞こえないのがちょっと残念だけど……。
予約機能、温度、時間設定について
保温の温度は何度ですか?
75度です。保温中はランプが点灯します。
保温ボタンを押したら、ずーーっと保温したままですか?
保温の取り消しボタンを押さないかぎり、12時間後まで温め続けます。
つまり、12時間経つと消えますよ。
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この保温機能で便利なのが、レトルト食品を温めること♪
内鍋の中に、お水とレトルトパウチを入れて[保温]ボタンをポチッ。
ちなみにわが家は4人家族なんですが仕事や学校、お出かけ、バイト、食欲などによって食べるタイミングがバラバラなときがあるんですよね。
その度に温め直すのって、地味にイヤ(←面倒くさがりだから)。
なので保温機能はありがたい。
「今日は簡単にレトルト食品にしよう」と決めたときはサラダだけ作っておいて、それぞれが食べたいものを選んで保温して、各自で好きなときに取り出して食べてもらっています。
ほかには密封袋に入った冷凍食品を解凍するのにも使えて、なかなか便利なのです。
「発酵・低温調理」の時間は、最大何時間まで調理できますか?
16時間です。
「発酵・低温調理」の場合は60分までは1分単位で設定できます。
60分以降、つまり1時間後は1時間単位(1時間→2時間→3時間…というふうに)。
「1時間30分で設定したい」という場合は1時間後に追加で30分延長してください。
温度設定は何度から何度までできますか?
設定温度の範囲は35~90度までです。
65度までは1度単位(たとえば58度とか、62度とか)で細かく設定することができます。
ただ、65度以降は70、75、80、85…と5度単位になります。
予約できる時間は最長どのくらいまでОKですか?
最大予約設定は15時間(機種によって12時間)です。
たとえば、朝の7時セットの場合は夜の22時までとか。
*
ホットクックの予約調理のしくみは、予約調理の場合は出来上がり時間まじかになって調理を始めるのではなく、早い段階に調理してから保温し続ける方法。
- 早い段階で調理が開始し、食材に火を通す
- 味を染み込ませるために、一旦温度を下げる
- 腐敗を避ける温度帯まで上がって、適温をキープ
- 予約設定時間に合わせて、「仕上げと保温」に移行する
つまり、調理してから保温し続けるので「作り立て」とはいきません。
じっくり煮込みたいものはОK。でも、野菜をクタクタにしたくない、または出来立ての料理が食べたいときは、
あらかじめ鍋に材料をカットしておいて冷蔵庫などで保冷し、帰宅後に本体にセットしてスタートを押すことをおすすめします。
*
ここで、食中毒についての余談をひとつ。
菌の種類によっては生命力が強い存在もいます。
たとえば、カレーの食中毒の原因である「ウェルシュ菌」。
納豆菌と同じく、この菌もかなりたくましい。
ウェルシュ菌は硬い殻をもった「芽胞(がほう)」の状態だと、100度でも、しかも1時間加熱しても生き残るんだとか。
ただ芽胞のままだと増殖せず、人体にも影響はないんだけれど20~50度の温度帯で発芽を開始。
この菌が繁殖するのに最適な温度は43~45度なので、食中毒の予防のためには作り置きのカレーを長時間放置しないように気をつけてください。
ホットクックメニューについて
ホットクックのおすすめの料理は何ですか?
いろいろあります!
わたしがよく作る一例を紹介しますと、
- せいろ蒸し
- 肉じゃが
- カレー
- 筑前煮
- ナポリタン風スパゲッティ
- 具だくさんスープ
- グラタンの具
- サラダチキン などなど などなど(笑)
「今日は疲れたから料理したくないな~」というときによく作るのが、せいろ蒸し↓
せいろに冷凍のシュウマイや餃子・シャケやホタテやエビなどの魚介類・豚肉などを一緒に乗せて、[せいろ蒸し]を押して待つだけで立派なメインに♪
せいろ用の蓋は使わないので、2段重ねで入ります。
🔶参考:せいろ蒸し器18cm
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筑前煮は、付属のメニューの味付けがおいしくてお気に入りです。
その他の料理↓
カレーを作って残ったときは、うどん玉を入れて「保温」ボタンを押しておくとカレーうどんを楽しめますよ~
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低温調理で作るサラダチキンは、身が柔らかいまま仕上がります。
作り方はとっても簡単!
耐熱性のポリ袋やジップ袋に、フォークの先でプスプスと穴を開けたむね肉と、塩などの調味料を入れたあとに空気を抜いて袋の口を閉じ、約70度で1時間半ほど湯煎するだけ。
このときお肉がお湯から浮かないように、お皿を上にかぶせておくと安心です。
湯煎する料理は洗いものが出ないのがうれしいんですよね♪
湯煎料理には耐熱110度のポリ袋が便利です。
🔶参考:ワタナベ工業の食品用ポリ袋 (80枚×3袋)
失敗した料理はありますか?
スパゲッティです~。
思いつきで乾燥スパと市販のレトルトソース(スープタイプ)を鍋に入れて作ってみたら、水分が足りなくて煮詰ってしまい、辛めのスパになりました(泣)。
水を足して、再挑戦しようと思います。
おすすめしない料理はありますか?
個人的には、ある程度シャキシャキ感を出したいもの。
たとえば、きんぴらごぼうとか。
自動メニューを使って作ってみたら、煮込んだ感じになって柔らかくなりすぎました。
でも、柔らかい方が好みの人にはおすすめになります。
チャーハンはまぜ技ウィングが鍋底まで十分届かないので、一部オコゲのように硬い状態に。
💡あんかけにすれば美味しいかも……
気になるときは炒め時間を短くしたり、途中で蓋を開けてかき混ぜたり対策してみてください。
ブロッコリーは色が悪くなるので、「ゆでる]より[蒸す]方がおすすめです。
期待してて作れなかったものはありますか?
ヨーグルトが作れると書いてあったので、母が作っているカスピ海ヨーグルトを分けてもらって作ってみたかったんだけど、使用できるのは市販のヨーグルトのみでした。
ケフィアヨーグルトも不可です。
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発酵食品であるヨーグルトを作った方はご存知の通り、使用する容器たちをアルコール消毒や煮沸消毒する必要があります。
この煮沸消毒って、めんどくないですか?
ホットクックで作る場合は、うれしいことに内鍋に水(200mlほど)を入れて手動調理の[スープを作る(まぜない)]を選んで20分加熱すればОKなんです。
なんてラクチン♪
加熱後はお湯を捨てて内鍋を本体から取り出し、保存専用ふたをしたまま冷ましてください。
低温調理で作れるものはどんなものがありますか?
掲載メニューでは、次のようなものが自動で作れます。
- 塩麹、しょう油麴(6時間)
- 甘酒(6時間)
- ヨーグルト(6時間)
- クリームチーズ(35分)
- 手作りみそ(8時間)
- だし(1時間10分)
- 手作り豆腐(50分)
- 温泉たまご(40分)
温泉たまごはかけうどんやサラダのトッピングなどに重宝しています。
麺つゆをかけてそのまま食べるのもおいしい♪
この温度調節のむずかしい温泉たまごを、おまかせで作ってくれるのはありがたいです。
ただ40分ほどかかるので、食べるタイミングに間に合うように早めにスイッチを押しておく必要があるけれど。
【温泉たまごを簡単に作れる方法を紹介した記事はこちら】↓
ちなみにゆで卵の場合は、かかる時間は15分。
これもサラダ、サンドイッチ、グラタンなどによく使うので助かっています。
じつは以前、フライパンでゆで卵を作っていたときにうっかり途中から空焚きしてしまったことがありました。こわっ(汗)。
ホットクックで作る場合も、料理によって水の少なすぎや入れ忘れには気をつけてください。
お手入れについて
内鍋は汚れは落ちやすいですか?
ステンレス製の内鍋は、焦げついたときはお湯でふやかしてから3Мのたわしやメラニンスポンジで磨いています。
なので個人的にはあまり気になりません。
ただゴシゴシ強く磨くと傷ついてしまうから、やりすぎに注意しないといけないけど……。
*取扱説明書では金属たわし・硬めのスポンジ・スプレー式洗剤を使わないようにと記載されていて、こびり付き汚れには重曹、しみ汚れにはクエン酸、サビにはクエン酸と少量の塩の使用をすすめています。
🔶参考:3Мのスコッチブライト
🔶参考:メラニンスポンジ
また、ホットクックにはお手入れ機能もついています。
やり方は重曹(カップ1弱)と水(水位MAXの量)を入れて[お手入れ]ボタンを押して加熱。
そのまま数時間放置したあとで、柔らかいスポンジでこすると汚れが落ちやすくなるそうです。
まだ使ったことがないので、ひどくこびり付いたときには試してみよう。
食洗機で洗えますか?
残念ながら内鍋は手洗いのみになります。
取り外せるパーツの内ぶた・蒸気口カバー・つゆ受け、使用した場合のみまぜ技ユニット・蒸し板はすべて食洗機で洗えます。
わが家は手洗いなので、鍋と蓋のみに比べると洗う部品が増えて正直少しめんどう。
でも使うメリットの方が多いから、良しとしてます(笑)。
食洗機をお持ちだったら活用されるとラクですね。
内鍋を洗ったあとは本体に蓋を傾けて置くと、自然乾燥できて便利ですよ。
【洗いもの(手洗い)を早くするコツを紹介した記事はこちら】↓
パーツの取り外しは手間がかかりますか?
説明書を見ずにやったので(笑)ちょっと手間取ったけど、わかると簡単に取り外しできます。
内ぶたは差し込み口にセットしてから、レバーにカチッと押し当てるだけ。
まぜ技ユニットは取付軸を本体の蓋裏の取付穴に差し込み、ストッパーを横にズラすだけでОKです。
【内ぶたの取り付け方】
【まぜ技ユニットの取り付け方】
取り外すときは反対の手順でおこないます。
「まぜ技ユニット」は分厚くて、中まで洗いにくそうだけど……
まぜ技ユニットは両側のクリップを開くと2つに分かれます。
わたしはスポンジで洗っています。
無線LANに接続すると、どんなことができるんですか?
クラウド上にあるメニューを音声や画面で案内してくれます。
気に入ったメニューがあれば、ダウンロードして保存してください。
スマートフォンと連携すれば、アプリを使っておすすめメニューをダウンロードして増やせたり、予約時間の変更などもおこなえます。
ところでホットクックの裏側ってどうなってるんだろう?
こんな感じです↓
電源コードは正面から見て本体の左側に付いています。
電源プラグはマグネット方式なので、簡単に取り外せます。
もし調理中にプラグが外れてしまった場合は、設定はリセットされてしまいますか?
じつはスタートボタンを押してしばらく経ってから、プラグが外れてしまったことがあったんです。
慌てて差し込んだら、リセットされることなく動いてくれました!
ただし、10分以上経過すると取り消されるので注意してください。
電源コードの長さはどのくらいですか?
電源コードの長さは1.4mです。
1.6mや1.8mのものもあって、これは機種によって異なります。
電源を入れっぱなしにしていても大丈夫ですか?
シャープさんの公式情報では、ずっと通電していても問題ないとのことです。
Wi-Fi経由でのメニューのダウンロードができなくなる理由からも、つきっぱなしを推奨されています。
ただ家を空けるなどして、しばらく使用しないときは抜いてるけど。
ホームベーカリーのタイマー用みたいに、電池や交換も必要ですか?
電池は必要ありません。本体にリチウム電池が内蔵されています。
置くスペースがなくて、お鍋のように使うたびに収納場所から取り出したいんだけど、本体はかなり重いですか?
2.4Lタイプは本体が6.5kg あるので、頻繁に使用したり力が弱い人にはおすすめしません。
また、新タイプでも5.8kg あります。
目安として、土鍋10号(4~5人用)は種類によって3kg半 ほど。ホームベーカリーは約6㎏。
なので、実際にお店で持ち上げて確認した方がいいと思います。
ちなみにわたしの場合は出し入れがめんどうだと確実に使う機会が減ってしまうので、スペースをつくって置きっぱなしにしました。
可動式のキャスター付きワゴンに置くのもいいですね。
付属品はなにが付いていますか?
- 蒸し板
- 保存専用ふた
- メニュー集
- 取扱説明書 が付いていました。
新タイプのものは「蒸し板」でなく、「蒸しトレイ」になります。
機種によって異なります。
内鍋の持ち手は熱くなりませんか?
素手で持てないほどアツアツに感じたことはないけれど、調理直後や高温になったものはミトンやフキンを使って、火傷しないように気をつけてください。
サイズは何種類ありますか?
3種類あります。
- 1~2人分の1.0Lタイプ
- 2~4人分の1.6Lタイプ
- 2~6人分の2.4Lタイプ です。
色は何種類ありますか?
白・赤・黒の3種類です。
- 2.4L…赤、白
- 1.6L…赤、白、黒
- 1.0L…白、黒
機種によって異なりますが、1.6Lタイプに黒色が加わったように、これからも変更されていくんだろうなと思います。
機種やサイズを選ぶときの注意点や選ぶポイントはありますか?
- 機種によって付属品やメニュー掲載数などが異なるので気をつけてください。
- 1.0Lタイプは「まぜ技ウィング」は1本のみです。
たくさん作り置きをしたかったり、これから食べ盛りになるお子さんがいる場合は容量が大きい方を選んだ方がいいかもしれません。
「意外と少なかった~」と後悔しないように、実際にお持ちのお鍋でリットルを測ってみることをおすすめします。
わが家は4人家族なのと、直径18cmのせいろを使いたかったので2.4Lサイズを選びました。
旧式と比べてどんなところが変わったんですか?
① 内鍋の素材
たとえば2019年発売の「KN-HW24E」と2020年発売の「KN-HW24F」の違いは、外観・機能・操作性は同じだけど内鍋の素材がステンレス製からフッ素コーティング加工に変わったこと。
このおかげで、こびり付き汚れが軽減されています。
ステンレス製とフッ素コーティング加工の内鍋↓
わが家ではこびり付きやすい料理にはフッ素コーティング鍋を、ステンレスザルを使うときはステンレス鍋というように使い分けています(←コーティングが剥がれる心配がない)。
内鍋が2個になったことで、2品目を作るときに1品目の料理を移し替える手間がなくなったのもうれしい。
🔶参考:別売りの内鍋フッ素コーティング(2.4L)
② 付属の蒸しトレイ
付属の「蒸し板」は「蒸しトレイ」になっています。
蒸し板を使っていて不便だなと感じるのが、ジャガイモなどを置くと端の方に偏ってしまうこと。
そしてトングなどで一つ一つ取り出さないといけないこと。
蒸しトレイになったことで転がりやすい野菜などを安定して置けたり、トレイごと一気に取り出せるので便利だと思います。
わたしは勝間和代さんの著書のなかで紹介されていた、2.4Lサイズにちょうどいいステンレス製のザルを愛用中♪
↓
このザルは持ち手を横に倒せるので内鍋に入るんです。
深さもあるので、量もたくさん入るのがうれしいポイント♪
エビやホウレン草、枝豆やブロッコリーなどに重宝しています。
🔶参考:金伊工業の茹であげザル (19cm)
③ メニュー数
大きな違いはないけれど、メニュー数が変更されました。
KN-HW24E | KN-HW24F | 変更数 | |
---|---|---|---|
自動メニュー | 130 | 134 | +4 |
手動メニュー | 25 | 13 | -8 |
ヘルシオ ホットクック レシピ | 353 | 367 | +14 |
なぜか手動メニューが減っているのが気になる(笑)。
④ 軽量化
約400g軽くなっています。(6.5kgから約6.1kgに)
最新式についても知りたいです。
現在(2022年)発売されている最新式は、2021年モデルのG世代(KN-HW24Gなど)。
- C=2017年モデル
- D=2018年モデル
- E=2019年モデル
- F=2020年モデル
- G=2021年モデル
① コンパクト化
新タイプの一番の魅力は、なんといっても本体の横幅がコンパクトになったことではないでしょうか。
2.4Lタイプは395㎜→345㎜に(5㎝縮小)。
1.6タイプは364㎜→330㎜に(3.4㎝縮小)。
コンパクトになったおかげで、従来よりも設置しやすくなったと思います。
できれば購入するときに発売されていてほしかったけど……
② かき混ぜ機能が2倍にスピードアップ
2.4Lと1.6Lタイプのかきまぜ機能が、最大回転スピードが従来の約2倍になりました。
2倍って、すごい!
高速回転になったことで食材や料理に合わせてつぶす・泡立てもでき、自動メニューにはポテトサラダ・オープンオムレツ・生クリームの泡立て・アイスクリームが追加。
従来のタイプでもポテトサラダはじゃがいもが芯までしっかりとゆで上がるので、簡単につぶせます。
とは言っても、手間がひとつでも減るのはやっぱり魅力的です。
③ 1.6Lサイズにも黒色が導入された
今までも1.0Lタイプに黒がありましたが、1.6Lサイズにも白色と赤色に加えて黒の新色が出ました。
色の質感も異なっています。
1.6Lサイズ(KN-HW16G-B)↓
1.0Lサイズ(KN-HW10G-B)↓
2.4Lサイズ(KN-HW24G-W)↓
*
このように毎年どんどん改善・改良されていくホットクック。
これから改良されたらいいなと思う、個人的な意見を勝手ながら挙げてみると、
- 内鍋がコンロでも使えるようになる。
- かき混ぜウイングがシリコン製で、鍋底に沿って混ぜてくれるタイプもほしい。
- 食材の出し入れのタイミングを、スマホでも教えてくれる。 など
ホットクックはいずれ息子たちにも持たせたいものなので、これからさらに使いやすく、便利になっていくのが楽しみです。
*まとめ*
いかがだったでしょうか。
ホットクックの最大の魅力は、やはり何と言ってもスタートボタンを押してから側にいなくてもいいところ。
圧力鍋のように調理時間に関しては短くないけど、ほかの用事や家事ができるのでトータルでみると時短されることになります。
また、立ちっぱなしや炒めたりする手間が減って、身体や気持ちの面でも負担が軽くなりました。
そしてうれしいのか悲しいのか、じぶんで作るよりもおいしいこと(笑)。
*
この記事を読まれて「いま使っている調理家電でも十分間に合いそう」とか、「家にある家電調理器でどう組み合わせてみようかな」など、
またすでにお持ちでしたら「こんなものを作ってみたいな」などの参考になったらうれしいです。
ホットクックならではのメニューや、便利な活用方法などをどんどん見つけて楽しんでみてくださいね。
今回ご紹介したのは2019年製造「KN-HW24E-W」の商品です。機種によって機能やメニュー数なども異なっていますので、購入する際はご確認ください。
「料理がラクになった」という情報が多いので、気になっています。