苦手な掃除をラクにするために取り入れておきたい6つの方法

苦手な掃除がラクになる(アイキャッチ画像)




こんにちは!ゆみなか(➡プロフィール)です。

今回は、現在わが家で取り入れている苦手な掃除の負担を軽くするための6つの方法をご紹介します。

シュフコ

いつも掃除に時間がかかってしまいます。

掃除をもっと簡単にできる方法はないですか?

というお悩みをもっている人は多いのではないでしょうか。

清潔な空間で快適に過ごすためには、毎日の掃除は欠かせません。

でも、忙しくて十分な時間が取れないということもありますよね。

「残念ながら、掃除は簡単です!」……とは言いづらい。

なぜなら、掃除する範囲は家全体におよぶから

掃除する場所はトイレや洗面所、キッチン、リビング、バスルーム、玄関、子ども部屋、さらにベランダや車庫、外まわり…

もっと細かく言うと、冷蔵庫や靴箱、窓や網戸、サッシ、照明器具、押し入れ、洗面台、シンク、洗濯槽、排水口、エアコン、家具の裏やすき間や棚の上、カーテンレールなどなど…

映画を見ているときに、豪邸が出てくる場面では「ステキだな~」と思うのと同時に、つい自分だったら「掃除が大変だろうなぁ」という目線で見てしまう(笑)。

そしてまた、汚れの種類もひとつじゃありません

ホコリをはじめとして、カビ・手垢・水垢・油・頑固なこびり付き汚れ。これらは油分・カルシウム・菌などから発生するそれぞれ質の異なるもの。

質が違うので、洗剤は酸性・アルカリ性・中性・酸素系・塩素系漂白剤などを使い分けながら取り除いていく必要があります。

ちなみに洗剤の種類は合成洗剤・洗浄剤・漂白剤・研磨剤など。

⬆︎お掃除グッズたち

そのため掃除道具や洗剤を使い分けたり、おっくうに感じてつい掃除を後まわしにしていました。

だからこそ、まず効率よく素早くおこなえる仕組みにしておくことが大切だなと今では感じています。

もし今回紹介するもので、「これいいな」と思ったものがありましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

タロー

ボクもいまから掃除の勉強しておこうかな~。

掃除しやすい仕組みにする

① モノを必要以上に増やさない

掃除に時間をかけたくない場合は、とにもかくにも汚れが付く範囲や数を、なるべく必要以上に増やさないようにしておくことが大事です。

なぜなら、モノの数だけ汚れがついてしまうから(汗)。

一番ラクなのは、極端な話、モノを置かないことなんですよね。

シュフコ

うーーーん、

時間を取るか、モノを取るか……

以前、モノを捨てれなかった私は長い間モノを溜めこんでいた時期があって、当然ながら掃除に時間も手間もかかっていたんです。

そして少しずつ断捨離し、モノが減っていくにつれて、

なんか、掃除がラクになってきた」

と感じるように。

また、掃除だけじゃなくて「時短家事」のためには、片づけされた環境は必要不可欠なもの。

掃除や時短家事にとっての効果が高いので、収納スペースに収まりきれない分や、不必要なモノはなるべく「持たない、購入しない、もらわない」を心がけるようにしてみてください。

➁ 浮かし収納にする

床や台などの上にモノを置いていると、掃除をするときに「持ち上げる」という動作が加わります。

「持ち上げて、拭く」

「持ち上げて、掃除機をかける」

これって、ジミに手間だと感じませんか?

ゆみなか

ズボラなわたしにとって、このワンアクションはくせもの。

モノの数が多ければ多いほど、当然この回数が増えていきます。

掃除するたびにこの作業が繰り返されるわけだから、トータルすると何百回、何千回という差に……(←ちょっと侮れない数)。

もし持ち上げる動作がめんどうだと感じていたら、フックや突っ張り棒などを使いながら「吊るす収納」「浮かす収納」に変えて、持ち上げる回数を減らしてみましょう。

【浮かして収納できるもの】

  • シャンプー類
  • ハブラシや歯磨き粉
  • 掃除ブラシ
  • ゴミ箱
  • スプレー(突起付き) など
収納 スプレー
⬆︎突起付きのスプレーは、引っかけ収納ができる
傘 収納
⬆︎ 傘を浮かすと床掃除がラク。
ゆみなか

家の中で「持ち上げる数」がどれだけあるのかを、一度確認してみるといいかもです。

シュフコ

数えてみると、意外と多いものですね。

③ すき間を確保する

家具と壁との間に、あらかじめ掃除モップなどが入る空間を確保しておきます。そうすれば、汚れに気がづいたときにサッとホコリやゴミを取ることができます。

すき間をつくる理由は、次の3つ。

すき間の効果
  • 動かさなくても掃除できる
  • 湿気がこもらず、空気が通る
  • ゴミやホコリに気づきやすい

掃除をする回数も増えますし、重い家具をズルズルと動かさなくてもよくなりますよ~。

掃除ブラシ
⬆︎ すき間があれば、ホコリをサッとかき出せる。

下の写真は、1.6cmのすき間にも入る薄いタイプのホコリ取り↓。

⬆︎狭い隙間にも入る『シートですきまキーレー』

使う掃除道具を先に選んでから、壁との幅を決めるのもいいですね♪

***

押し入れやクローゼットや靴箱の中なども、モノ同士の間隔を空けていると空気が通りやすくなって湿気やカビの対策になります。

効率の面でも、すき間なくギュウギュウに詰め込むのはタブー。

収納スペース対してモノが占める割合は8割に抑えるのが理想的(せめて、9割)。

ゆみなか

経験上、モノが多すぎるといろんな面でマイナスになっていると、自信を持って言えます!

また、家具やソファーを購入するときは脚の高さも測り、掃除機やロボット掃除機が入るかどうかもチェックしておくといいかもしれません。

なぜかというと、「あと数センチ高かったらロボット掃除機に掃除してもらえるのにぃ(泣)」と買ったあと、残念な思いをしたことがあるからなんです……。

ロボット掃除機の高さは機種によってさまざま(5~12cmくらい)。人気のルンバは9~10cmほど。

今後ロボット掃除機を購入するかもしれないとお考えでしたら、この高さにもご注意くださいね。

***

キャスター付きの収納は、移動がラクなうえに隙間からホコリやゴミもラクラクかき出せますよ~。

掃除ブラシ
⬆︎ 掃除機をかける前にホコリをかき出す
タロー

いつかひとり暮らしするようになったら、こういうの選ぼうかなー。

④ 移動式にする

観葉植物/キャスター
⬆︎ 重い観葉植物

床に直接置いているものは、持ち上げたり横にズラしながら掃除をおこないますが、これ、ちょっとめんどうだと感じませんか?(←私だけ(^_^; ?)

たとえば観葉植物や扇風機、イス、ハロゲンヒーター、大きなゴミ箱、収納ボックスなど。

キャスター付きの収納用品のように、これらも手間なく軽~い力で動かしたい。

そこで、別売りのキャスターグッズや滑るシートを取り付けておきます

キャスター
⬆︎ 観葉植物の下にキャスターを置くとラクラク移動

欲しいサイズがなかったので、ボードを好きなサイズにカットして取り付けてみました。↓

手作りのキャスターボード
⬆︎ 手作りのキャスターボード

ただし、ラク移動するものは転倒しても危険が低いものを対象にしてください。

高さがあって重いものは、しっかりと固定するほうが安心・安全です。

⑤ 交換式にする

あらかじめフィルターを付けておいたり底に紙などを敷いておくと、汚れたら新しいものと交換するだけになるのでとってもラクチンです♪

使うものは、新聞紙や厚紙、牛乳パック、キッチンペーパー、ラップ、フィルターなど。

【使用する場所の例】

  • 棚や冷蔵庫の上
  • 冷蔵室のポケットや野菜室の底
  • 蛇腹状のホース
  • 換気扇
  • エアコン

汚れたら新しいものと交換するだけでいいので、取り入れないわけにはいきませんよね。

シュフコ

牛乳パックは下まで染み込まないから、調味料用にちょうどいいですね。

⑥ 脱着式にする

掃除するのがむずかしい場所といえば、高い棚の上や重い家電の下もそのひとつ。

脚立を使っての掃除は不安定で危険だし、下の狭いすき間は見えないから道具を使ってもしっかりホコリやゴミが取り切れません。

そこで、わが家ではPPシート(素材がポリプロピレンのシート)を置くことにしました。↓

PPシート
⬆︎ ダイソーで購入したPPシート

ホコリが付いたら、安全なところで拭いたり水で洗い流すだけでОK。

食器棚の上にプラ板を使用
⬆︎ 食器棚のうえに置いたPPシート

これはやってみて大正解!

何度も繰り返し使うことができるから経済的だし、かなりおススメです。

棚の形に合わせてカットする作業は大変だけど、一度作ってしまえばずっと使い続けることができます

まずは汚れを防止する

掃除といえば「どうしたら汚れを落とせるか…」を一番に考えがちだけど、じつはまず汚れそのものを少なくする方が大切です。

① ヌルカビ予防をする

水まわりにはモノを置かない

掃除の種類で苦手なひとつは、カビやヌルヌル取り!

なので、なるべく水がかかる台の上にはモノを直に置かないようにしましょう。

【水がかかるモノといえば】

  • 食器用洗剤やハンドソープ
  • 三角コーナー
  • キッチンのシンクの洗い桶
  • お風呂用のイスシャンプーやトリートメント など

これらのモノたちは吊り下げ収納式にしたり、水がかからない場所に置いてみてください。

ゆみなか

はじめは「使うときは不便そうだなー」と思ってたけど、慣れたら案外平気でした。

***

下の写真は、備え付けの食器用洗剤置き。

洗剤置き
⬆︎ シンクの洗剤置き
掃除 食器洗剤置き
⬆︎ 掃除で苦労していた汚れ

この掃除は週に1~2回くらいほど。

夕食後の洗いもののあとにブラシとスポンジを使いながら黙々と掃除をするんだけれど、はい。これも苦手でした(泣)。

底の裏側はヌルヌル付きで、狭い箇所はブラシでも取りづらい! キレイにしても、またすぐに汚れが戻ってしまう。

そこで思い切って取り外すことにしたんです。

その感想はというと、、、

ゆみなか

なんっって 解放感……

もっと早く外していたらよかったです。

この掃除だけでも週に5分以上かかっていたので、月に4回だとすると一年間で約4時間解放された計算に。

5分×4回×12カ月=4時間

10年だと40時間。大好きな映画を20本も見れる!

「40時間もこの掃除に費やすのはもったいないな」ということで、キッチンの排水口カバーや浴室のシャンプートレーも取り外しました。

掃除 シンクの排水口カバー
⬆︎ 取り外したシンクの排水口カバー
シャンプートレー
⬆︎ 取り外したシャンプートレー(3コ分)

どれも苦手な掃除だったので、とても助かっています。

こういった省くことでラクになるしくみは、家事シェアにもつながりますよー♪

水切れを良くする

浴室の排水口カバーなどは、水切れをよくするため、使用したあとは斜めに立てかけます。

掃除 排水口カバー
⬆︎ 浴室の排水口カバー。使用後は立てかけておく。

浴槽のフタやイス、洗面器なども傾けたり吊るしたり。

なるべく水に触れる部分が少なくなるようにするのがポイントです。

シュフコ

たったこれだけでカビ予防になるのはうれしいですね♪

排水口カバーそのものを取り外そうかなぁと思いましたが、ダイレクトにゴミが見えるのはイヤなので諦めました。(←ズボラゆえ、ゴミが出るたびに捨てるのがおっくう)

苦にならない人は、カバーそのものを外してもいいかもしれません。

水気を取り除く、拭き取る

水滴が付いたままだと、時間が経つと水垢やカビの原因になります。

そこで浴室の鏡や壁、シンクの内側などに付いた水滴はササッと取り除くようにしましょう(←これも面倒なときは、鏡だけとか)。

吸水性のいいタオルを使うのもいいけれど、水切りにはスクイージーがおススメ

掃除道具のスクイージー
⬆︎ スクイージー(平らな表面の水分を、ゴム製のブレード部分で取り除く道具)
ゆみなか

初めてスクイージーを使ったとき、あまりの便利さに感動しました!

スクイージーもいろいろなタイプがあるので、用途別に使い分けるといいですね♪

スクイージー
⬆︎ シンクの水切りに
スクイージー
⬆︎ 調理台の水拭き用にも使える

防カビ材を使う

カビにとって居心地よく増えていく場所といえば、浴室・靴箱・エアコン・窓ガラス・押し入れ・クローゼット…

通気性を良くしても、掃除をしても、たくましいカビは条件が合えばどうしても発生してしまうもの。

そこでなるべくカビの発生が遅れるように、防カビ材も併用してみてください。

【防カビ材のタイプ】

  • 煙タイプ
  • スプレータイプ
  • 置く、掛ける、張り付けるタイプ
  • 塗るタイプ
  • 洗剤タイプ
バイオお風呂のカビきれい
⬆︎ 浴室の天井に貼った『バイオ お風呂のカビきれい』

このように種類も多いので、使いやすいなと思うものを選んでくださいね♪

カビにくい材質を選ぶ

金属類はカビが生えにくくて、根を生やしにくい材質です。

つまり、金属製のものを選ぶだけでカビを予防することができる。そして汚れも落としやすい

たとえばキッチンでいうと、三角コーナーや食器の水切りとか。

キッチン 三角コーナー
⬆︎ アルミのボウル

そこでわが家では、プラスチック製の三角コーナーを手放し、代わりにアルミ製の水切りボウルを使用中。

ちなみに水切れをよくするために、針金を通して輪っかを作り、斜めに掛けています。

***

浴室では、排水口カバーのゴミ受けや石鹸などなど。

排水口のゴミ受け
⬆︎ 浴室の排水口のゴミ受け

上の写真の右側は、ステンレス製の『パンチングゴミ受け』です。

穴も小さく表面が平らなため、スルっとゴミが取れるんです。これに替えてから掃除用のブラシが必要なくなり、掃除のストレスが減りました。

これも買ってよかったグッズのひとつです。

乾燥させる

ご存じの通り、カビは湿気を好みます。

ということは、湿気がこもりやすい所にはできるだけ乾燥させた状態にする必要があるわけで。

方法としては次のようなもの。

【湿気を取る方法】

  • 除湿剤、乾燥材を使う(炭や重曹も効果あり)
  • 乾燥機を使う(布団乾燥機など)
  • 除湿グッズを使う(除湿マットやシーツタイプなど)
  • 換気をよくする(窓を開けたり、換気扇、扇風機で空気を循環)

このような方法を活用しながら、ぜひあのカビのイヤ~な臭いも減らしていきましょう!

➁ ホコリの侵入予防をする

ホコリというのは、困ったことにどんな場所にも侵入します(泣)。

なかなか取れないところにまで入り込んでしまったら、ブラシで取り除いたり拭き取ったりと厄介な作業に……

そこでホコリが付かない、または入り込まないように、あらかじめホコリ侵入防止対策をしておきます。

カバーで覆う

ホコリ除け用カバー

ラップで覆う

洗濯機のホースのホコリ予防
⬆︎ 例:洗濯機のホース。梱包用のラップを利用
ホコリ防止(ラップ)
⬆︎ 置き物用のコップ。粘着タイプのラップを利用

カーテンをつける

ホコリ除けのカーテン
⬆︎ カーテンフックを利用

フタをつける

ホコリ除けカバー
⬆︎ PPシートを利用

ホコリが付きにくい形状のものを選ぶ

下の写真を見比べてみてください。

どちらがホコリが溜まりやすいと思いますか?

引き出し収納
⬆︎3段式の引き出し収納

もちろん、右側の方ですよね(←見えづらかったらゴメンナサイ)。

側面が凸凹しているので、どうしてもそこにホコリが溜まってしまいます。

つまり遅かれ早かれ、定期的に側面グルっとホコリを取る必要が出てくるということ。

この手間がなくなるなら、少し高くなってもラクになる方を選びたい(笑)。

時短掃除のためには、ホコリが付きにくい形状かどうかも、一つの判断基準にしてみてくださいね。

適切な掃除道具を使う

素早く汚れを取り除くためには、言わずもがな選ぶ掃除道具も大事なポイントです。

たとえば落ちている髪の毛は、掃除機よりも粘着ローラーを。

粘着ローラー
⬆︎ 粘着ローラー

細かい溝やサッシや障子の組子部分のホコリ取には、お掃除シートよりハケやブラシを。

掃除道具(刷毛)
⬆︎ 掃除道具(刷毛)

また個人的には、階段の掃除は掃除機でなくウエットシートで拭きながら降りる方がラクに感じます。

お掃除グッズはたくさんの種類が販売されているので、嬉しいけれど、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

でもこれは、じぶんで色々と試しながらお気に入りを見つけていくしかない。

なぜなら、

「これ、いい!」

って感じる感覚は、人それぞれ違うから。

重さや持ち具合、香りやサイズなども、個人によって使いやすさや好みは異なるから。

なので、一つ一つ、あなたのお気に入りを見つけていってくださいね。

ゆみなか

「これだー!」ってものに出会えたときは、しあわせ感じますよー。

シュフコ

これからお気に入りのグッズを見つけていくのが楽しみです♪

段取って掃除をする

これは、掃除する順番や効率的な方法を考えながら掃除をしていくこと

例を3つ挙げてみます。

① 部屋の出入り口から掃除機をかけていたのを、奥からスタートして後ずさるように出口へ向かってかけていく

⬆︎ 掃除機をかけるときは、奥からスタートする

➁ 雑巾を使っての拭き掃除は、1枚を使って汚れたら1回1回洗うのではなく、はじめに雑巾を2~3枚用意しておき汚れたらまとめて洗うようにする

⬆︎ 雑巾は数枚用意する

③ 洗いたてのカーテンが網戸に触れて汚れないように、先に網戸や窓から掃除しておくなど。

⬆︎ カーテンを洗う前に、窓・網戸掃除する

「掃除する順番」「取りかかる場所」「掃除道具の使い方」によって、時短掃除につながっていきます。

シュフコ

高い所のホコリを落としてから掃除機をかけるのもいいですね♪

汚れは早いうちに取り除く

わたしは以前、どうしたらうまく汚れを隠せるかをテーマにして、サボるための取り組みをがんばっていました(笑)。

でもこれって、結局掃除を先延ばしにしているだけであり……。しかも、頑固な汚れになる

身に染みたのは、引っ越しの掃除のときでした。

当時住んでいた家では、玄関のたたきのホコリが目立たないようにするため、玄関用のマット(芝タイプ)を敷き詰めていたんですね。

そして「玄関掃除は最後でいいかな」と思って、忙しい引っ越しの前日に久しぶりに取り外してみると、、、なんと想像以上の土埃!

しかも、こびり付いている!

どれだけ掃除をサボっていたのかが、まるわかり(汗)。

手伝いにきてくれていた両親にも見られて恥ずかしいやら、情けないやら、申しわけないやら……。

汚れは、早い段階で取る

これが戒めとなった、過去の思い出です。

結局は早く取り除いた方が労力が少なくてすみますし、家の中の空気も汚れません

① 汚れに気づきやすくする

早い段階で掃除するためには、ホコリやゴミや汚れに気がづいて、そして「気になる」必要があります。(←ホンネは、できれば誤魔化したいけど)。

【汚れやゴミを目立たせる方法】

  • ホコリや汚れが目立つ色を選ぶ(白色がおススメ)。
  • モノをなるべく置かない。
  • マットやカーペットを敷かない所をつくる(←玄関マットやトイレマットなど)。

もちろん、できる範囲で、で。

ゆみなか

掃除をサボれないようにする方法ですね。

➁ 掃除道具を、すぐに使える場所に置く

ホコリや汚れに気がついたときに近くに掃除道具があれば、自然と手が伸びるもの。

でも、取り出すまでに時間がかかったり、組み立てないと道具が使えないとなると、ついつい後まわしにしてしまいませんか?

シュフコ

つい「あとでやろ~」ってなります。

なのでよく使う道具を、よく使う場所に置いておくようにしましょう。

掃除 お尻ナップ
⬆︎ お掃除シートは、よく使う場所に数カ所設置

【おススメ掃除道具の例】

  • 洗面所→粘着ローラー
  • 玄関→ホウキ、ハケ
  • キッチン→油汚れ取り用のシート、雑巾

たとえば粘着ローラーはケースから出しておくなど、動作のアクション数を減らすことも意識してみてくださいね。

③ 「ながら掃除」をする

毎日少しずつ汚れを取っていると、しつこい汚れに変わるのを防ぐことができます。

これが習慣になれば、大掃除をする必要もなくなります

たとえば一日一枚、お掃除シートでカーテンレールや壁、家電など気になるところを拭いみるとか。

【シート拭きのながら掃除】

  • 料理中にお湯が沸くのを待っているとき
  • 電話でおしゃべりしているとき
  • 子どもが出かける準備ができるまで待っているとき
  • コマーシャルの間
掃除 お尻ナップ
⬆︎お掃除シート

不思議なもので、はじめは「めんどいな~」と思いながら始めたのに「どうせならシートが黒くなるまで汚れを取ってやる~!」って気持ちになるんですよね。

だってもったいないから(笑)。

汚れが足りないと「拭くところは他にないかな?」と、なんと自ら汚れを探すようになる!(←これって、すごくないですか?)

また、シート1枚分だけっていうのがポイント。その方が「明日は途中で終わった所を拭こう」と小さなやる気も出てきたり。

ながら掃除が習慣になれば、一年でかなりのホコリや汚れを取ることになりますよ~♪

シュフコ

子育てしていると待つ機会が度々あるから、シート拭きタイムにしてみようかな。

④ 定期的に掃除するプランを立てる

定期的に掃除をする計画を立てること。これもサボらないようにするための一つの方法です。

たとえば、カーテンを洗うのは10月の爽やかな秋(窓を閉めきる冬の前に)。

窓掃除は、春か秋(蚊がいなくて、掃除するのに寒すぎず暑すぎない)。

キッチンの換気扇の油落としは、気温が高めの夏の日に。

シュフコ

掃除しやすい季節を選ぶことも、効率アップになるんですね。

で、いつも思うんですけど、年末の大掃除って掃除をする時期には向いていない……

だって寒くて手はかじかむし、気温が低くて汚れも落ちにくいから。

冬の掃除には、冷蔵庫内の掃除などがいいかもしれません。

春夏秋冬に、どの掃除をするのが一番いいのか、いろいろ探してみてくださいね。

ひとりで抱え込まない

掃除をひとりで抱えて大変だと感じるときは、まわりに頼ってみてください。

不得意なことをサポートしてくれる存在は、必ずいるはず。

探して、求めて、素直に助けてもらいましょう。

① お掃除家電に頼る

じぶんの代わりに動き働いてくれる家電製品は、とてもありがたい存在ですよね。

わたしが今までで「買ってよかった~」と思う掃除用家電のひとつは、ロボット掃除機。

ロボット掃除機
⬆︎ わが家の『ろぼまる』

値段的に安いものではなかったので、これまた随分と悩みました。

でも思いきって購入したおかげで、掃除機をかける時間を他のことに使えるようになりました。

ちなみに週に30分の掃除機の時間を省けたとなると、

30分×4週間=2時間 (1カ月で)

2時間×12カ月=24時間(1年間で)

24時間×10年間=240時間(10年間で)

そうです。10年で240時間も得ることができるんです!

そして「あぁ~また掃除機をかけなきゃ……」から「そろそろお掃除してもらおうかな♪」と、気持ちの面でも軽くしてもらえました。

ウロウロしながらがんばって掃除してくれる姿に癒されます。

購入しようかどうしようかと悩むときは「どれだけ自由な時間を与えてくれるか」も、判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

➁ 家族に頼る

家事を協力して助け合う「家事シェア」も大事なこと。

もしも「家事が好き、掃除が好き。綺麗にするのが気持ちよくて一人で担当しても全く平気」っていう場合は問題ないけれど。

でも、そうでないのなら、お互い協力し合って気持ちよく過ごしたいですよね。

家事シェアといっても、その人にとって得意不得意がある。

そこで、お互いが負担と感じないようにするにはどうするか、どんな方法を取りたいか、何を担当したいか、ルールをつくるか、家電やサービスに頼ろうかなど、ぜひ相談し話し合ってみてください。

もし家事シェアがむずかしいと感じるのなら、手間がかかる掃除の仕組みが原因になっているかもしれません。

タロー

うん。

掃除って大変だし、時間がかかるんだもん……

もともとの仕組みを変えていくことで家事シェアが増えるなら、改善しない手はないですよね♪

タロー

一枚のシート拭きだけでいいならやってみようかな。

③ サービスに頼る

本人に代わって家の中を掃除をしてくれるお掃除代行サービスなども、負担を軽くしてくれるひとつの選択です。

掃除することが困難だったり、助けが必要なときは利用してみてはいかがでしょうか。

わたし自身まだ実際に利用したことがないので、必要なときはいつかお願いしてみたいと思っています。

掃除を得意とする方や専門の方に頼むことで快適に過ごせるのは心強いですよね。

*まとめ*

いかがだったでしょうか。

今回の内容をまとめると、

  1. 掃除しやすい仕組みにする
  2. 汚れを防止する
  3. 適切な掃除道具を使う
  4. 段取る
  5. 汚れは早いうちに取り除く
  6. ひとりで抱え込まない

これ以外でもいいなと思うものはどんどん取り入れて、掃除をラクなものへ変えていってくださいね。




ABOUT US
ゆみなか
ゆみなか時短家事コーディネーター
【効率化オタク主婦🍀】 主婦歴20年ほどの2男の母。 「家事/生活」を、もっと明るく楽しく軽~いものに♪ 🔸整理収納アドバイザー1級 🔸時短家事コーディネーターExpert 🔸クリンネスト1級 🔸防災備蓄収納1級プランナー 🔹電子書籍出版中 モットーは、常にチャレンジ(^ ^)