こんにちは! ゆみなか(➡プロフィール)です。
包丁を使うのが苦手な人にとって、素早くカットできるスライサーは心強い調理道具です。
なかでも幅の広いタイプのものは、キャベツの千切りをはじめ、大きめの玉ねぎやジャガイモや大根なども丸い形のまま薄~くスライスできるという便利なツール。
わが家でずっと愛用しているキャベツスライサーを紹介しますね。
こんな人におすすめ
- 包丁を使うのが苦手
- スライスしたり、細く切るのに時間がかかる
- キャベツの千切りがめんどうだと感じている
- スライスした野菜の料理を増やしたい
- キッチン台が狭くて、調理中にものを置くスペースがなくて困っている
「キッチン台にもうこれ以上モノが置けないよ~」なんてときには、別の場所に持って行って作業ができます。
少量だけならお皿の上でスライスしても♪
キャベツスライサーとは?
キャベツスライサーとは、その名の通り大きなキャベツもカットできる幅の広いスライサーのこと。
種類は、3枚刃付きのものやピーラータイプ、横向きに固定してハンドルで回転させながらカットするものまでいろいろです。
みんな使いやすそうで、どれを買おうか悩みました……
そんなとき、ニトリのお店でこのスライサーに出会い購入してみることに。
スライサーのサイズ(ニトリ)
キャベツスライサーの大きさは、普通サイズのおよそ2倍ほど。
並べて比べて見ると、やっぱり大きいですね~
はじめて見たときは、かなり大きいという印象でした。
使い方
使い方は、ボウルなどの上にスライサーをのせて、野菜を前後に シャッ シャッシャッと動かすだけ。
キャベツの場合は、硬い芯に当たらないように角度を変えながら刃に当てていきます。
細いキャベツは食感もいいから、家族一同、わたしががんばって包丁で切ったものより好評なんですよね……(本人も含め)。
盛り付けるときも、高くふわっとボリューム感がでるのもうれしい。
大根をスライスする場合は、刃と垂直になるよう押しあててカットするときれいな円形になります。
斜めにあてると楕円形に。
スライサーのおかげでこんなにキレイにカットできる✨
大根スライスは餃子の皮として使った「大根餃子」や、さらに千切りにカットするとシャキシャキ食感を楽しむ「大根サラダ」もおすすめです。
どのくらい早くカットできる?
「スライサーと包丁ではどのくらい時間に差があるんだろう?」と思い、実際にタイマーで計ってみることにしました(半玉キャベツで)。
すると、スライサーは2分5秒。
包丁だと、4分56秒。
スライサーは半分の時間でカットできるという結果に。
また、包丁だと腕が途中で疲れてしまって、最後の方はだんだん太くなってしまいました……。
***
以前、息子が高校の文化祭でこのスライサーが役に立ったことがあります。
クラスの出し物として決まったのが「タコス」料理。そしてこのタコスの具に必要なキャベツの千切りの担当になった息子くん。
料理経験が少なくて「ちゃんとできるんかな?」と心配気味だったので、先生と相談しスライサーを使用することに。
当日お店は大繁盛。キャベツを切っても切っても注文が入るという状況のなかで、かなり役に立ったそうです。
スライサーがあれば、自炊するようになってもサラダは作れるかな…と。
使いごこちは?
まずはしっかりと握れる取っ手が、スライサーを斜めに傾けるときに使いやすいです。
使用する際にはスライサーを乗せるボウルが小さいと、ちょっと不安定に感じるかもしれません。
こんな感じ↓
ボウルに引っ掛ける溝の深さは浅めなので、固定されずにズレてくる。
そこでわが家では、レンジで調理できる「シリコンスチーマー(大)」を受け皿用としても使っています。
このシリコンスチーマーのおかげで、ボウルの横からキャベツがこぼれ落ちるというイライラもなくなりました。
また、スライスしている途中でうまくカットしきれない部分が出るときがあります。
とくに春キャベツのように葉がやわらかくてギッシリ詰まっていないものは、横からポロポロとこぼれやすい。
そんなときは余ったキャベツはお味噌汁の具に入れたり、お塩を振って塩もみし、料理しながらつまみ食いしちゃいましょう。
気になる点
気になる点もいくつかありました。
① 細かい溝の部分が洗いづらい
裏面の両端の溝の部分が狭いから、スポンジでは大きくてちょっと洗いづらいです。
そこで、しっかり洗いたいときはブラシを使用。
刃のすき間に野菜が入り込むこともあるけれど、グッと下に指で押してすき間をつくり、そのまま水圧で洗い流せばいくらか取れます。
それでも残るばあいは、硬めのブラシなどを使って取り除きます。
刃が鋭いため、くれぐれもケガに注意してください。
*食器洗浄機は使用不可。
② 野菜の厚さ調節はできない
スライサーの種類によって厚さ調節できるものもあるけれど、このスライサーにはついていません。
③ 切れ味がよすぎる
もちろん、切れ味がいいのはうれしいポイント。
うっかり屋のじぶんは何回かケガをしたことがあるので、念のため付け加えました。
でも、安全にスライスできるように『安全ホルダー』も一緒にセットで付いているのでご安心を。
わが家ではちょうど安全ホルダーの代わりになる『パリパリのり切り隊』(海苔に穴を開けるもの) があったので、早々に手放しました。(というわけで、写真はないのです…)
裏面に小さなたくさんの突起が付いているから、野菜にグサッと刺して固定します。
ただ、最後だけはゆっくりスライスしないと、野菜と一緒に突起まで削ってしまいそうになるんですよね……(汗)
ちなみにこの 『パリパリのり切り隊』 は、息子たちが小さかった頃に購入したものなんです。
手巻きやおにぎり🍙の海苔がかたくて、食べるのをイヤがったときに出会ったグッズ。
海苔に小さな穴をたくさん開けることで、ちいさな歯でも噛みきりやすくなるんです。
成長して海苔開けの必要はなくなったけれど、今でもスライス用として重宝しています♪
④ 掃除をサボると色が変色する
ここは、読み飛ばしてもらってもかまいません(^^;)
ズボラなわたしは、基本、スライサーの使用後は水洗いのみ。
なので、色が少~しずつ変色していくんです……。
さすがに気になりはじめたら、メラニンスポンジの登場。
100円ショップでも購入できるメラニンスポンジは、家のいろんな場所で活躍中です。
表の面も同様に磨くと…↓
人参はとくに色移りしやすいので、本体が黒色のものを選べば目立たなくていいかもです。
⑤ 手が小さい人は、半玉キャベツは扱いにくい
半分に切ったキャベツのままスライスすることができますが、手のひらが小さいと、わしっと掴むのはむずかしいかもしれません。
そんなときは、ムリせず4分の1の大きさにカットしてください。
キャベツの重さも軽くなるし、わたしにはそっちの方がいいかも。
収納方法
切れ味のいいスライサーなので、収納するときも気をつける必要があります。
安全ホルダーをセットしておけば安心ですね。
わが家では、シンク下の引き出し収納のすみっこに、立てて収納しています。
スライサーのサイズは、 ヨコ幅14×厚み5×タテ幅34cm 。
こう見ると、思った以上に収納スペースを取らなかったので良かったです。
小さなお子さんがいる場合は、触らない場所に置くなどして十分気をつけてくださいね。
今回は、わたしが愛用しているキャベツスライサーについて紹介してみました。
スライサーのおかげで良かったなと思うことは、なんといってもサラダを作る回数が増えたこと。
ほかには、
- 調理の時短になる
- 節約になる(カット野菜を買うよりお得)
- 野菜を摂る機会が増える
- 包丁が苦手でも、簡単にカットできる
- 大きめの野菜も丸い形でスライスできる
- 千切りキャベツや野菜スライスを使った料理が増える
- キッチン台以外でも使える など
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
これからキャベツの出番が増えそう♪
キャベツを長く保存できる方法も教えてほしいです。
キャベツやレタスとか、葉野菜が長持ちする保存方法の記事があるから見てみてください。
大きいサイズのスライサーが気になっているんだけど、実際使ってみるとどんな感じなのかな?