という、トイレ掃除に関するお悩み。
この記事では、主婦歴25年のトイレ掃除が苦手だった私が、素手でトイレを磨けるまでになった7つの見直しポイントをご紹介します。

こんにちは!
時短家事×片づけアドバイザーのゆみなかです。
次のような理由から、多くの方が苦手に感じているであろう、トイレ掃除。
⚫︎ キレイに掃除をしてもすぐに汚れる
⚫︎ 狭い空間で身体を動かすのが難しい
⚫︎ 触るのも、見るのもイヤ
そんなトイレを、できればいつもキレイな状態をキープしつつ、掃除も素早く終わらせたいですよね。
どうしたらもっとラクになるのか?どんな掃除道具を使ったらいいの?と、いろいろ悩まれているのではないでしょうか。
わたしもトイレ掃除がとくに苦手だったのですが、簡単な仕組みに変えることで、以前よりもグッとラクに行えるようになりました。
見直したのは、7つのポイント。
今回紹介しているなかで、使えそうな内容があれば、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント❶ 床にモノを直接置かない

まず最初に見直したのは、床の上に直接モノを置かないようにすること。
モノを浮かして収納することで、掃除をするときに 1コ 1コ持ち上げる動作を省きます。

ズボラ主婦なので、上げ下げするのも面倒に感じるんです……
浮かして収納する
⬜︎ トイレブラシ

トイレ用のブラシはケースに入れるのをやめて、フックに吊るすことにしました。
「丸見えになるのでキタナイかな?」と思ったけれど、目立たない場所なので、とくに気にならず問題なし。

乾きやすくなったのも、よかったです
手作りのラック棚も撤去したことで、ホコリが気になったときに、奥の方までサッと拭き取れます。


このブラシはどこで購入しましたか?

無印良品のボトル洗用の『柄つきスポンジ』と、
セリアの『ハンギング ステンレス スポンジトング』を組み合わせました
ペンチを使って持ち手の部分に少しカーブを付けると、便器内が磨きやすい↓

スポンジも、ひと回り小さくハサミでカットしています✂️

うーん、、、
ブラシが丸見えになる収納は抵抗があります

ブラシのケースごと浮かせる方法もあります。
たとえば、つっぱり棒を2本並べてその上に置いたり、


つっぱり棒とブックエンドを組み合わせた棚に置いてみたり、


強力マグネットや両面テープを使って、タンク横にブラシケースを取り付ける方法もいいかも
⬜︎ 消臭剤や芳香剤

以前は、床に置いていた消臭剤。
浮かして収納するために、スプレータイプのルームミストに変更しました↓

ニオイが気になるときに、プシュッと押して使っています。
ちなみに、消臭剤はニオイの原因の近くに置くのがベスト。
芳香剤は風上・窓の近く・鼻の高さに置くのが効果的です。

ポールに掛けれるスプレーもいいですね
いま使っているお気に入りの芳香剤を使いたいので、つっぱり棒とブックエンドの棚に置いてみます♪
⬜︎ コード類

コンセントからダランと床まで垂れ下がっていたコードも、床に着かないように浮かせました。
何本もホースが付いている場合は、結束バンドでまとめると、見た目も少しスッキリします。
ポイント❷ キャスターを付ける

床にモノを置いている場合は、持ち上げながら掃除するよりも、キャスターでコロコロ動かす方がラク。
ということで、床に置くしかないもの、または重くて浮かせれないものはキャスターを利用します。


⬜︎ 物置き用ラック

⬜︎ 観葉植物


もちろん、トイレ以外で使うのもおすすめです

扇風機やゴミ箱に付けたら、掃除機がかけやすくなりそうですね
ポイント❸ 汚れ予防をする
スキマを埋める
掃除をラクにする方法の一つが、汚れ予防。
トイレでも、探せば汚れを予防できる所があるはず。
⬜︎ 便器下のスキマ

まずは、床と便器のわずかな隙間。
この隙間に入り込んだ汚れを屈んで掃除していると、腰も痛くなってくるんですよね…
で、この隙間を埋めてみました。

「汚れ防止テープ」を貼る方法もあるけれど、カーブの部分に貼るのがむずかしかったです。


埋めたおかげで、スキマ掃除を一つ減らせました

しんどい体制で、覗き込みながら掃除していたのでやってみます〜
⬜︎ 手洗い台

手洗い台が設置されている場合は、壁との間に隙間があれば、ここも埋めておくと水が散っても染み込みません。
カバーを付ける
カバーをつけて、ホコリ除けをしたい所といえば、、
⬜︎ 配水管

凸凹した排水管って、ホコリが取りづらいんですよね。

あと、むき出しになっているのも隠したい
そこで、ブックエンドを上に乗せると↓

ホコリが付くのは、上の平らな部分だけ。
トイレットペーパーや掃除シートで、スーーっと拭き取るだけでOKなのです。

これ、どうやって乗せていますか?

接地面に、強力タイプの両面テープで貼り付けただけなんです
ポイント❹ 掃除道具はすぐに取れる場所に置く
汚れが気になったときに掃除道具がすぐ近くにあるって、意外と大事!
⬜︎ 手洗い槽

たとえば、手洗い槽磨き用のスポンジをすぐ横に掛けたり、
カットしたボディータオルを、台の上で待機させたり↓


ボディータオルはゴシゴシ磨いても傷が付かず、乾きやすい✨
ポイント❺ モノを減らす
モノを減らすと、掃除もその分ラクになります。
掃除用品

⬜︎ お掃除グッズ
トイレブラシに洗剤、ドメスト、泡スプレー、流せるシート、洗剤付きシート、トイレスタンプなど……
これらを色々と試してきたなかで、最終的に残ったのは、この2つ↓


使い捨ての手袋と、洗剤つきのお掃除シートになりました。
以前のように、「どれを使おうかなぁ」と迷うこともありません。

トイレブラシを使うのはやめたんですか?

そうなんです
じつは、手磨きになってから使っていません
ただ、家族用に保管はしてます
トイレ用品
⬜︎ トイレマットや蓋カバー

ほかの洗濯物と一緒に洗うのは抵抗があり、いつも別で手洗いしていたトイレマットと蓋カバー。
思い切って取り外したところ、とくに不便を感じなかったので、それ以来「取り外す→洗濯する→干す→取り付ける」の作業を省けています。
ポイント❻ 掃除方法や道具を見直す

現在使っている掃除グッズと方法が、本当にベストかを疑ってみること。
たとえば、ブラシだと細い穴の奥まで入らないのが気になっていたり、
ワイパーでの床掃除はカーブしている所や隅まではしっかりと拭き取れない点だったり。
わたしの場合、手を使って磨く方法に落ち着きました↓


でもでも、手で磨くのは抵抗があります〜

もちろん、無理はしないでくださいね!

ピカピカな状態のときに「これなら出来るかな?」と、徐々に素手でできるようになったので。
慣れって、すごい…

🔸合わせて読みたい:作業効率が上がるセット収納
磨いたあとは、シートを中に入れて手袋をクルッと裏返すと、水もポタポタ落ちずに捨てられます♪

屈むのがしんどいときはワイパーを使ったり、手磨きが苦手な家族用にはブラシを用意したり。
体調や好みに合わせて、臨機応変に掃除方法を変えていくのが◎
ポイント❼ こまめ掃除をする
こまめ掃除は、メリット多し♪
ルールを決めて習慣にすれば、歯磨きのように、気負うことなく続けられるようになります。
⚫︎ 簡単に汚れが落ち、短時間で終わる
⚫︎ 洗剤が必要ない
⚫︎ コーティング剤やこびり付き用の道具もいらない
⚫︎ 洗剤などの収納スペースが空く
⚫︎ サボったリングなどの汚れを見なくなる
⚫︎ 「汚れたら掃除をする」→ 「予防のために掃除をする」に変わる

自分だけのルールを作ってみるのもオススメです
- ゴム手袋を使ったときは、トイレに行って掃除してから捨てる
- トイレを使用したら、どこか1ヶ所だけ掃除する
- 朝一回目のトイレに、床をサッと拭く など

1ケ所だけなら、ムリなくできそうです♪

まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、トイレ掃除をラクにする7つの見直しポイントをご紹介しました。
次のような質問をして、当てはまるものがないか、この機会にぜひチェックしてみてください。
- 床に置いているものは浮かせて収納できないか?
- キャスターをつけて動かしやすくできないか?
- 汚れを予防できる所はあるか?
- 掃除道具がすぐ取れる場所にあるか?
- 減らせるモノはあるか?
- 効率の上がる掃除道具や掃除方法に変えれないか?
- こまめ掃除のルールを作れないか?
断水や災害時のときは、トイレが使えないことが一番困ると言われています。
普段から、当たり前のように排泄したものを流してくれるトイレって、ありがたい場所なんですよね。
そう思うと、「ありがとう」と、心の中で唱えながら磨くことが増えました。
また、トイレ掃除をすると金運が上がるとも言われているので、いい事があるかもしれません♪
トイレの設計や、やりやすいと感じる方法はそれぞれ違うので、自分に合う掃除方法を見つけてみてください。
⊹ ⊹ ⊹
最後まで読んでいただきありがとうございます
あなたの毎日の家事が、よりラクで、楽しいものになりますように・゚
トイレ掃除が苦手です
掃除がもっとラクになる方法やコツを知りたいです