真空パックで料理を時短!収納や保存にも役立つ活用術

真空パック機
フードシーラー
シュフコつ

料理に便利と言われている、真空パックや真空調理について知りたいです

低温調理や、長期保存ができる真空パック。

レシピの幅が広がったり、時短料理や食材の保存にも役立つこの真空パックのこと、気になりますよね!

わが家でも、今では真空パックとアイテムは欠かせないものになりました。

そこでこの記事では、真空パックの魅力やメリット、注意する点、真空方法などについて紹介します。

真空パックのメリット

シュフコ

真空パックをおすすめする理由は何ですか?

ゆみなか

保存や調理や収納面で、いろいろなメリットがあるんです!

保存面で

鮮度や栄養素を保てる

・酸素を遮断することで、味の劣化防止や栄養素をキープできる。

味や香りや食感も長持ちする

・冷凍焼けや、霜が付くのを防げる。

ゆみなか

霜が付きやすいゴボウのささがきも、こんな感じに↓

長期保存ができる

・食品ロスを減らせるので、ムダになる出費も減らせる。

・非常食の保存にも活用できる。

湿気や虫対策になる

(↑乾物)

・湿気に弱い、カビが生えやすい食材も安心。

・粉虫などの侵入をしっかりと防げる。

調理面で

時短になる

・真空パック袋のまま調理することで、洗いものが減る。

・下味の染み込む時間が早くなる。

味がよく染み込む

・真空状態にすることで、調味料が浸透しやすい。(←マリネなどもおすすめ)

低温調理ができる

・温泉OKな保存袋や容器を使用すると、真空のまま低温調理ができる。

収納面で

コンパクトになる

・空気をとことん抜くので、その分収納スペースの節約に。

立てて収納できる

(↑袋の中で固まった粒状の糀)

・空気を抜くことでカチカチになり、平たく立てて収納することが可能。

と、このように、いい事だらけなんです♪

空気を抜く方法

シュフコ

どのような方法で真空にしていますか?

やり方は色々あるけれど、ここでは私が使用している主な3つの方法を紹介しますね。

方法① フードシーラーを使う

(↑フードシーラー)

しっかりと真空状態にしたいなら、やはりフードシーラーが簡単です。

空気を抜いたあとに自動でシールしてくれたり、柔らかい食材を潰したくないときは手動で抜き具合を調節できたり。

付属のホースを使って、キャニスターやワインボトルなども真空にすることができます。(←真空専用のもの)

購入したきっかけはお米を長期保存したかったからなんですけど、今では野菜やお魚など、そして食材以外にも活用してます。

(↑お米を真空)

ジップ部分を切り取り、袋の中に水切りネットを入れてフードシーラーで吸い込んでみたもの↓

方法② 水圧で抜く

ジップ袋やポリ袋を真空にするときは、水圧で空気を押し出す方法も。

①お鍋やボウルに水を溜めて、その中に食材を入れた袋をゆっくりと沈めていく。

②空気が抜けたところで、袋口をギュッと縛る。

調味料を加えて、そのまま湯煎や低温調理に。

ゆみなか

ポリ袋は、冷凍保存や湯煎にも使える「アイラップ」が便利です

(↑アイラップ)

🔸【参考】Amazon:アイラップ

耐冷−30℃〜耐熱温度120℃まで。

災害時でも、湯煎でお米も炊けたりパスタをゆがいたりできるので、多めにストックしておくと安心です。

方法③ ラップで押し包む

平らなお肉などは、ラップを使って空気を抜きながら包みます。

わが家では、コストコの「プレスンシール」というラップを愛用。

裏面が粘着素材になっていて、指で押さえるだけで貼り合わせることができるもの。 

「コストコのラップが便利だよ」と姉から教えてもらってから、ずっと使い続けてます。

粘着素材なので、薄くタレを付けた食材も、はがれずに包めるのがうれしい。

🔸Amazon:プレスンシール

方法④ 真空パック機を使う

(↑手のひらサイズの真空パック機)

食材保存に便利なジップ袋も手軽に空気を抜きたい。

そこで、探して見つけたのが手のひらサイズの「真空パック機」

シリコンノズルが短いせいなのか、うまく空気を吸い出せなかったので、ストローを付け足してみました↓

シュフコ

ストローはどうやって作ったんですか?

ゆみなか

ストローをライターで炙って柔らかくして、ノズルの大きさに合うように形を整えました。

差し込み部分は、短く切った太いストローを溶かし重ねて強度を上げています。

【使い方の動画】

🔸Amazon:真空パック機

【その他の真空方法】

  • コンパクト掃除機にストローを付けて吸う
  • コンパクトサイズの電動式・手動式の真空ポンプを使う
  • ジップ袋にストローを差し込んで、口で吸い出す
  • ドライヤーの裏側を利用して吸引する
  • キャニスターなどの蓋に付いたボタンを押して、手で空気を抜く など
  • 潰しても大丈夫なものは、袋の上から手でギュッーーっと空気を抜く

(↑袋の上から手で空気を抜いたたくあん)

料理

シュフコ

真空パックでどんな料理が作れますか?

低温調理

(例:サラダチキン)

たとえば、わが家ではサラダチキンが定番です。

下味をつけた鶏むね肉を真空パックにして、あとはホットクックにおまかせ♪

(↑ホットクック)旧式タイプ

ホットクックは、低温調理機能も付いている水なし自動調理鍋。

35〜65度までは1℃単位、65℃〜90℃までは5℃単位で細かく温度を設定できる機能が付いています。

🔸Amazon:ヘルシオのホットクック

湯煎解凍

ハンバーグ

煮込みハンバーグなどをたくさん作ったら、真空状態にしてから冷凍し、食べるときは湯煎して温め直しても。

1個ずつ小分けして、お弁当の作り置きにも◎

真空パックに関する注意点

シュフコ

真空パックに関して、とくに注意することはありますか?

食中毒

とくに、ボツリヌス食中毒に気をつけてください。

ボツリヌス菌とは

土壌や水などに広く存在して、熱にとても強い。酸素が極めて少ない密封状態を好む。常温で放置すると増殖しながら毒素をつくる。

予防① 冷蔵・冷凍保存する。常温で放置しない。

予防② 120℃で約4分以上、または100℃で6分以上加熱する。

予防③ 真空パックや缶詰が膨張し、異臭がしたら食べない。

ゆみなか

「真空だから大丈夫」と思ってました💦

常温で放置したり、ぬるま湯で解凍し続けるのは危ないです!

フードシーラーについて

シュフコ

どんなフードシーラーを選べばいいか迷ってしまいます…

たくさんの種類の真空パック機を販売されているので、フードシーラーも、どれをなにを基準に選んだらいいか迷ってしまいますよね。

一例として、わが家で使っているフードシーラーを紹介します。

フードシーラー

(↑フードシーラー)

使用しているのは、Favoreal (ファボリアル)のフードシーラー。

選んだポイントは、「使いたい時にすぐ使えるか」「しっかり吸引できるか」の、この2点。

軽めでコンパクト、吸引力も強めでロールカッター付き。

また、取り外し可能で下側は水洗いもできるようになっています。

ゆみなか

ただ、使っている時も よく外れちゃうけど…

フードシーラーを使うと、ジップ袋の長さを調節できたり↓

縦にシールして、2個(以上)に分けることも簡単です↓

⬇️

水も漏れることなく、しっかり密封↓

選ぶときのポイント

じつは以前、断捨離したときに真空パック機も手放したことがありました。

理由は、想像していたよりも重くて、使う機会がほとんどなかったから。

今回選んだフードシーラーは、以前よりも軽くてコンパクト。

電源タップに差したままにして、使いたいときに作業台にすぐ置ける収納にしたことで、気楽に使うことができています。

【チェックポイント✔︎】

⬜︎ サイズは大きすぎないか?

⬜︎ 収納場所を確保できる?

⬜︎ コンセント周りや、すぐ作業台に置ける?

⬜︎ キャニスターやボトルにも使いたい?

⬜︎ 吸引力は大丈夫?

⬜︎ 汁物にも対応している?

⬜︎ 重すぎない?

⬜︎ コスパは?

⬜︎ 付属品は充実している?

⬜︎ 専用の袋以外でも使える?

⬜︎ コードレスでなくてもいい?

⬜︎ 袋用のカッターは必要?

⬜︎ 本体に専用袋を収納できる方がいい? など

私のように失敗しないためにも、以上の点に注意しながら、希望に合うものを選んでみてください。

シュフコ

「使いたいときにすぐ使えるか」も、大事ですね

まとめ

このように、真空にする効果は大きいです。

長期保存に、冷凍焼けと霜防止。

湿気や乾燥、虫対策。

湯煎、低温調理、マリネ、下味の時短に。

平らなもの、凸凹しているもの、汁物、柔らかいものに。

果物、お魚、お肉、おやつに乾物。

調理や保存にといろいろ役立つ真空パックを、おうちでも気軽に、毎日の料理に活用してみてくださいね。

あなたの家事が、よりラクで、より楽しいものになりますように・゚

ABOUT US
ゆみなか
ゆみなか時短家事&片づけアドバイザー
時短家事&片づけアドバイザーの視点から、毎日の生活に役立つ「工夫」や「コツ」をお届けしています。効率がアップする便利グッズや、プロならでは収納方法など、暮らしのなかで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】整理収納アドバイザー1級| 時短家事コーディネーターExpert | クリンネスト1級 | 防災備蓄収納1級プランナー 小さな不便を改善するのが好き♪ 趣味はマンガ、読書、映画、自然を見ること。 モットーは常にチャレンジ(^ ^)